2020年2月のミャンマー・シンガポールの旅、ヤンゴンDay2編に続いていよいよ最後のシンガポール編です。シンガポールは時間にして24時間以下の滞在なので、短めの記事になります。

まずは洗濯

ジェットスターでの3時間のフライトでシンガポール・チャンギ空港に到着すると、タイムゾーンの関係もあり時刻は午前0時を回っていました。例によって入国審査の際の指紋認証で引っ掛かり、スタッフレーンから入国した後はGrabを捕まえてホテルへと向かいました。ヤンゴンの空港までの道を70km/hで飛ばすプロボックスを速い速い!と言っていたのですが、すんなりGrabで捕まえることができたシンガポールの高級セダンはよく整備されたまっすぐな高速道路を市街地へ向けて120km/hで飛ばしていったのでした。

ホテルのチェックイン時にはやはり発熱や諸症状がないことを宣誓する書類へのサインをお願いされ、14日以内の中国滞在歴の有無を聞かれましたが、それだけで問題なくチェックインすることができました。

ホテルにチェックインした後はGoogle Mapを頼りにコインランドリーへと行きました。今回はバックパックのみでの旅行のため、持っていく服を少なめにしていたので帰国時に着る長袖の服等々を洗って準備したのでした。

洗濯の合間にコインランドリーの近くをふらふらして見つけた、夜中でも営業しているフードコートでチキンライスを食べました。夜中もふらふら歩けるあたりさすがは治安のいいシンガポールです。

ドーサー再び

翌朝は再びふらふらと歩いてまずは朝ごはん探しからです。さすがに3回目の訪問となるとなんとしても観光しなくては!という感じもないので、心にも余裕があり朝ごはんもふらふらと探せます。そんなわけで見つけたインド料理店でドーサーとカレーを食べました。もちろんテ・タレ付きです。ドーサーは前年9月のインド旅行で初めて食べて気に入っていたのでここで食べることができたのはラッキーでした。シンガポールの公用語に南インドのタミル人が話すタミル語が入っていることからもわかるように、インド系のシンガポール人の方は南インドにルーツのある方が多いといわれています。ドーサーのような南インド料理がシンガポールで楽しめるのもそのような背景が影響していそうです。

中心部を歩く

ドーサーを食べた後は地下鉄でラッフルズプレイスまで行き、マーライオン公園の方へと散歩しました。写真の真ん中に映っている丸っこいビルはOCBC Centreというシンガポールの銀行であるOCBC1の本社ビルであります。ちなみにこのビルは2018年2月に訪問したルーブル美術館のガラスピラミッド(1989年)や2018年のGWに訪問した香港にある中国銀行タワー(1990年)を設計した中国系アメリカ人の建築家、イオ・ミン・ペイの設計(1975年)であります。

ビルを眺めながらフラフラとマーライオン公園の前までやってきました。今回の滞在はあまり天気に恵まれず、曇りがちでした。

大小のマーライオンは元気に水を吐いていました。こちらも春節だというのに観光客が少なかったのでした。

ちなみにマーライオン公園のすぐそばに立っている看板によるとマーライオンは中国語で「魚尾獅」らしいです。なかなかストレートな表記です。

2019年のGWにブルネイで見た赤い花、オウコチョウがこちらでも咲いていました。

マーライオンを眺めた後はすぐそばのフレッシュジュース店でメロンジュースを飲みました。暑い中で飲むフレッシュジュースはなかなかです。

その後はさらにエスプラネード・ブリッジを渡り、エスプラネード駅のあたりまで行きました。写真は2019年に初めてシンガポールに来た際にマリーナ・ベイ・サンズで飲んだカクテル、シンガポールスリングの発祥の地といわれる老舗ホテルのラッフルズホテルです。

エスプラネード駅からは再度地下鉄に乗り、ベイフロント駅で降りて毎度おなじみのマリーナ・ベイ・サンズへと顔を出し、ちょっとだけカジノにも行ったのでした。11時だというのにショッピングフロアはご覧の有様で、火曜日だというのはあるにせよ春節シーズンでしたし、あまりのガラガラ具合にさすがに驚いてしまいました。この後シンガポールは4月上旬からロックダウンに突入するわけなので、見に行ってガラガラだと驚けただけマシではあるのですが…

ブギスを歩く

マリーナ・ベイ・サンズを出た後は一度ホテルに戻りチェックアウトして、ブギスへとやってきました。まずは2019年1月にも訪問した”Founder Bak Kut Teh”でお昼ごはんとして肉骨茶を食べました。今ではもう当たり前の光景になっていますが、このお店では入店時に手指の消毒をお願いされました。

肉骨茶を味わった後は通りを渡り、向かいのブギスストリートの入口のジュース店でミロを買って飲みながら、ストリートの中をぶらぶらと歩いていたのでした。

ここもいつもならかなり賑わっているという印象ですが、写真の通りスイスイ歩けるレベルの空き具合でした。

シムリムを覗く

ブギスストリートを通ってさらに北に進むと、毎度おなじみ、シムリム・スクエアが見えてきます。定点観察ということで今回も軽く歩き回ったのでした。

ガジェットショップで新しい面白いガジェットはないかと探していると、SANSUIブランドの付いたBluetoothスピーカーが35シンガポールドル(約2700円)で売られていました。SANSUIと言えばある程度以上の年齢の方には高級オーディオのブランドとして有名だと思うのですが、そんな名門ブランドの名前がチープなBluetoothスピーカーに使われているのを見るとなんだかちょっと寂しい気分になったのでした。

シムリムスクエアの次は当然シムリムタワーです。業者向けのお店が多いシムリムタワーは平日の方が営業している店舗が多く、日曜日の訪問であった2019年のGWの訪問時に比べると今回の方が賑わっていたのでした。

また、シムリムタワーの2階にArduinoやRaspberry Piを扱うお店があることをこの時初めて発見したのでした。

後悔のムスタファ

シムリムタワーからはおしゃれなショップハウスを眺めながら北東に歩いていき、こちらも毎度おなじみのムスタファセンターへと向かいました。

ムスタファセンターは薬の取り扱いもかなり充実していますが、案の定薬局コーナーでは普通のマスクは売り切れ、防塵用マスクだけは売れ残っているという状況でした。今回はバックパックだけで来ているということもあり、お土産は小さいマーライオンチョコレートを買うだけにしたのですが、これが大失敗でした。

実はこの時、翌月3月にシンガポール航空の直行便で再びシンガポールに来る2予定を立てていて、さすがに1か月ではそこまで状況も変わらないだろうと思っていました。そんなわけで大好きなプリマテイストのインスタントラクサラーメンは翌月また来た時にいっぱい買えばいいやと、売り場まで行っておきながら買わずに帰ったのでした。しかし結果は皆さんもご存じの通り各国の感染状況は日に日に悪化し、3月のシンガポール行きはキャンセルとなったのでした。プリマテイストのインスタントラクサラーメンは日本でもカルディで購入できるのですが、在庫がないことも多く、あの時に買っておけば…と帰国後に何度も後悔することになるのでした。

ムスタファセンターで買い物をした後は毎度の定番、すぐそばのパキスタン料理店でパラクパニールカレーを食べたのでした。中途半端な時間でしたが、どうしても食べておきたくて食べてしまったのでした。今思えばこれも3月にまた来るからと食べていなかったら後悔していたでしょうね…

乗り継いで日本へ

カレーを食べた後はGrabを拾い、空港へと戻りました。シンガポール到着が午前0時過ぎ、そこから寝て起きて18時半には出発ということで、実に短い滞在でした。今回、ここから先はエアアジアの利用ということで、LCC向けのターミナルであるチャンギ空港・第4ターミナルでのチェックインでした。2017年開業のターミナルということで、非常にきれいなターミナルでした。

そしてこれも毎度の定番だったりする、ブンガワンソロのパイナップルタルトを買いました。甘さと酸味のバランスが抜群に良くてつい食べてしまうお気に入りのお土産です。

ちなみにブンガワンソロが入っているお土産コーナーはショップハウスを模した見た目になっていて、見ているだけでもなかなか楽しい雰囲気でした。

その後は毎度のお約束でプライオリティ・パスを使ってラウンジへとやってきました。マリーナ・ベイ・サンズを歩いているあたりから、シンガポール産ビールであるタイガービールを今回は飲んでいないな…と気が付いていたのですが、まあラウンジに行けば飲めるだろうとたかをくくっていたところ、なんとタイのチャーンビールしか置いていませんでした。チャーンは1月にバンコクで飲んだよー!と思いつつ、カレーを食べたばかりなのでごはんは無しでスイーツをおつまみに飲んでいたのでした。

その後18時半前に飛行機はチャンギ空港を飛び立ち、1時間のフライトでお隣のマレーシア、クアラルンプール空港に到着したのでした。今回の旅行中、バガン行きの国内線フライトを抑えて堂々の最短フライトであります。ちなみに今回はたまたま座席が貨物室の直上でした。貨物室のドアを開けるとこんな風景になるのかーという発見がありました。

そしてクアラルンプール空港、KLIA23でもラウンジに行きました。マレーシアでもよく飲まれるビールはタイガービールなので、もしかしたら置いているかも…という期待もあったのですが、残念ながら(?)カールスバーグでした。とはいえ、シャワーが借りられるだけでもかなりありがたいのでした。チャーハンと焼きそばを少しつまんで時間を潰し、日付が変わって水曜日になった頃に再び飛行機に搭乗し、成田へと向かったのでした。

以上、2020年2月のミャンマー・シンガポール旅行記、シンガポール編でした。記事中にも書きましたが、この後3月に計画していたシンガポール旅行から始める予定であったSFC修行4は皆さんもご存じのCOVID-19の流行により中止となり、続いて計画していた5北京&クアラルンプール旅行、ハノイ&ヴィエンチャン6旅行、シドニー旅行はすべて中止・航空券代は返金となったのでした。以後海外旅行には2021年1月の今に至るまで行けておらず、読者の皆さんも当然行けるような状況ではないと思いますが、状況が改善しここまで書いてきた旅行記が行先の検討の参考にできる日が来ると信じて、一旦筆を置くことにしたいと思います。

 

  1. Overseas Chinese Banking Corporation
  2. そう、2020年はスターアライアンス加盟の航空会社の路線に乗りまくるいわゆる「SFC修行」をしようと思っていたのでした。
  3. クアラルンプール空港はLCCは第2ターミナルであるKLIA2の発着になります。
  4. ANAが提供する会員ステータスを得るために飛行機に乗り、ステータスポイントを貯める活動のこと。
  5. 2020年の1月初頭にはもう予約まで済ませていたのでした…
  6. ラオスの首都。
公開日:2021/01/05