Maker Faire Shenzhen 2023参加のための香港・深圳旅行記、香港編に続き今回はMaker Faire 以外の深圳滞在編です。Maker Faireの様子は「Maker Faire Shenzhen 2023に出展してきました」に書いていますので、そちらもぜひご覧ください。

ホテルに到着

香港編の最後でたどり着いた香港・深圳間のボーダーである皇崗口岸からタクシーに乗り、午後5時前にホテルに到着しました。今回はMaker Faire Shenzhenの会場が深圳の南山区、留山洞という駅のそばだったので、そこへのアクセスが比較的良い洪浪北駅のそばのShenzhen Milton Hotelというホテルに泊まりました。結局滞在中は荷物が大きかったこともあってずっとタクシー移動でしたが…

ちなみに、この建物の8階には「深圳前海秋葉原商用物業管理有限公司」という名前の会社があるようです。今改めて見てみると、7階の「深圳符号会計士事務所」も気になりますね。

ビールフェスへ行く

ホテルでしばらく休憩してからは地下鉄の崗廈北駅そばの深圳之眼購物中心へと移動しました。周りのビルがキラキラと光っているのはさすが深圳です。

今回のお目当てはここで開かれている深圳クラフトビールフェスティバルです。ちなみに2019年のMaker Faire Shenzhen参加時も同じクラフトビールフェスティバルに参加していたので、実に4年ぶりに戻ってくることができたということになります。

入場証のリストバンドと記念のビールグラスをゲットして、会場内へと進みました。

会場内には深圳をはじめ、中国各地のクラフトビール業者がブースを出していました。ちょっとうれしかったのは、Maker Faire Shenzhen 2019の時をはじめ、コロナ禍前によく出向いていた白石洲美食街という屋外フードコートに出展していたBIONIC BREWのビールを久々に飲めたことです。2020年に白石洲美食街は再開発のため取り壊されていたので、コロナ禍を越えて久々の再会というわけです。

また、写真の通りフードを出すブースも多数あります。ビールフェスティバルなので、ピザやハンバーガーなど、ビールに合うようなややアメリカンな食べ物が中心でした。

会場を出てショッピングモールの中を歩いていると、漢字表記が難しいことで有名な1ビャンビャン麺を出すレストランがありました。結構ビールを飲んだうえにハンバーガーまで食べていますが、〆に1杯食べることにしました。

Maker Faire会期中のごはん

さて、今回の旅行のメインテーマは言うまでもなくMaker Faire Shenzhenですが、その部分はすでにBlogを書いていますので、そこで取り上げなかった会期中のごはんたちを取り上げておこうと思います。

まず最初は上の写真の腸粉です。香港でも食べたライスペーパーを蒸したものに具を包み、たれをかけて食べる料理です。華強北の方に泊まっている時は行きつけのお店があるのですが、会期中はそこまで行くわけにもいかないのでホテルの近くで見つけた腸粉屋さんでテイクアウトして食べました。つるっとした食感が朝ごはんにぴったりです。ちなみにお値段なんと5元、約100円です。ご飯が安いのは中国のありがたいところです。

お次はフライドチキンとポテトです。これはMaker Faire Shenzhen 2023の会場の万科云設計公社の中にあるハンバーガー屋さんで食べたものです。かなりおしゃれな会場だからか、こういう中華っぽくないレストランも入っていたのでした。コンクリート打ち放しが基調の建物の中でしたが、ちょっとモダンな雰囲気の店内だったのを覚えています。

こちらはホテルのそばの道端に出ている朝ごはん屋さんで買ったビーフン炒めです。パックにみちみちに詰めてくれますが、これも5元とかそのくらいだったと思います。上に雑に乗せられている唐辛子と高菜を混ぜながら食べるとこれがまたおいしいのでした。

ビーフンを食べたのだからよせばいいのに、同じ日の朝のうちにケンタッキーにも行きました。中国のケンタッキーは朝メニューにお粥・豆乳・中華揚げパンのセットがあるのです。これが結構おいしいので、せっかく中国に来たのだからと食べたのでした。揚げパンはお粥と合わせても豆乳と合わせてもおいしいのでお勧めです。

こちらはMaker Faire Shenzhenの2日目のお昼ご飯で食べた西北羊肉麺です。会場の1ブロックとなりに大きめのフードコートがあったので、そこで見つけたこれをチョイスしたのでした。蘭州ラーメン系の味で、あっさりした中に羊肉のうま味があり美味しかったです。

ちなみにMaker Faire Shenzhenは屋根はあるものの屋外での展示だったため、南国・深圳ということもあり11月とはいえ結構暑かったのでした。そこで途中でこの冷えたモンスターエナジーを飲みました。マンゴー風味というのがまたトロピカルです。

こちらは2日目のクラフトビール飲み会の時にふらっと抜けて近くで食べた腌麺という麺料理です。広東省の梅州というところが発祥の麺料理で、揚げニンニク、ネギなどを加えラードと魚醤で味付けしたB級グルメです。ややジャンキーな味わいが飲み会の時にはなかなかよいのでした。

朝の華強北を歩く

Maker Faireの最終日から帰国日までは華強北周辺に泊まっていました。というわけでMaker Faireの翌日の朝は朝ごはんを探しがてら華強北周辺の散策をしました。

こちらは街を歩いていて見つけた電動スクーターの充電ステーションです。こういう充電ステーションもQRコードをスキャンして、画面以外のUIはスマホ側で済ませる設計になっているあたりが深圳らしいというか、中国らしいところです。

こちらは同じく電動スクーターのバッテリー交換ステーションです。QRコードを読み取ると空いているロッカーのドアが開くので、そこに残量が少なくなったバッテリーを入れてドアを閉じます。そうすると充電済みの電池があらかじめ入れてあるロッカーが開くので、そこからバッテリーを取ってスクーターに取り付けるというシステムです。充電器といい、電動スクーター用の様々なインフラサービスが出てきているのは面白いですね。

しばらく歩いていると中国の低価格レストランチェーン、沙県小吃がありました。2017年に上海で入ったことがありますが、こちらでも朝ごはんを食べるべく入ってみました。

定番のネギ油混ぜ麺とチャーハンをオーダーしました。ネギ油混ぜ麺は上海でも頼んで正直イマイチだった記憶があるのですが、改めて食べてみても個人的にはあまり好きではない味でした。ネギ油の香ばしい香りはいいのですが、油の味しかしないのですよね…2

麺がイマイチだったこともあり、ちゃっかり行きつけの腸粉屋さんにも行って腸粉と豆乳も買ってしまったのでした。ここの腸粉はいつ食べてもおいしいのでした。

腸粉を食べた後、さらに華強北を歩いていると、華強広場酒店より北側にコンテナスタイルのお店がいくつか出ているのに気が付きました。こちらのお店は”MCKAOIM KORS”です。どう考えても某ブランドのパクリだと思うのですが、こんな堂々とお店を出していて、引っかかる人がいるのでしょうか。AliExpressなどの通販で見る”Xioami”でも誰が引っ掛かるんだ、と思うのですが…

そうこうしているうちに華強北のそばの中国工商銀行が開いたので、以前開設した銀行口座の情報更新の手続きに行きました。私は2017年に中国工商銀行の口座を作っていたのですが、本人確認に使っていたパスポートの期限切れに伴い口座が凍結された状態になっていました。この状態を解消するべく、銀行に出向いてパスポートの情報を新しいものに書き換えることにしたのでした。もっと早く対応したかったのですが、銀行の窓口に出向く必要があるため中国に平日に滞在しているタイミングでしか対応できず、ずるずると後回しになっていたのでした。

銀行に入ると受付端末があり、窓口での手続き内容を選ぶ画面が出ていました。近くにいた係員さんに、登録情報の更新をしたいと伝えると係員さんが代わりに端末を操作してくれました。そのあとは日本の銀行と同様、番号の書かれたレシートを持って順番が来るのを待ちました。呼び出された後は窓口へ行き、パスポートを出して情報を更新してもらい、必要なサイン等をして手続き完了です。ちなみに手続きは全部英語で済んでしまいました。海外からの駐在員も多いからでしょうか、さすがです…

電気街を調査する

銀行口座の復活ができた後はいよいよ華強北の電気街の調査に繰り出しました。

5月に華強電子世界を訪問した時に改装中だったエリアも再度開業していて、相変わらずの賑わいを見せていました。

もう何年か前からという印象ではありますが、中国では子供向けのスマートウォッチも多数販売されています。中段に映っている機種はカメラまで付いています。

一部の電気街ビルの1階部分の店舗は以前よりも完成品のデジタルガジェットブランドのアンテナショップが増えたように思います。そんなアンテナショップの一つで見つけたのがこちらのイヤホンです。あるあるですが、「スポーツイ ヤホン」という変な区切りが味わい深いです。

その後も賽格通信市場などを中心にうろうろ見て回りました。シャッターが閉まっているお店もちらほらありましたが、全体としては相変わらずスマホのアクセサリやガジェットなどのジャングルといった様相を示していました。

ちなみに泊まっていた山水時尚酒店のそば、龍勝配件城の1階には「通信天下」という、ガジェット関連製品に関する広告を載せたフリーペーパーを配布するコーナーがありました。

私もいくつかもらったのですが、これが結構いい紙でできた冊子で、7,8mmくらいの厚みがあったりします。結構頻繁に発行しているようで、モバイルバッテリー特集号、電池特集号、ワイヤレスイヤホン特集号など、カテゴリごとに何種類も置いてありました。

ちなみに今回は華強北の工具販売店でUV固化ランプを買いました。UV光に反応して固まるソルダレジスト(基板の緑色のコートティングですね)や、UVレジンを固化させるためのランプです。言ってしまえばUV LEDの付いた懐中電灯なのですが、LEDを少し浮かせた状態で保持するような脚が付いていて固化中に手でずっとホールドしていなくてよいようになっていたり、点灯時間のタイマーがついていたりと、UV樹脂の固化に特化した仕様になっています。なかなか便利だと思ったので買ってみたのでした。

Luckin Coffeeを体験する

華強北をうろうろした後は、近くにあるLuckin Coffeeに入ってみました。2017年に北京で創業した中国発のコーヒーチェーンで、近年爆発的に店舗数を増やしています。これまで一度も行ったことがなかったので物は試しと挑戦してみることにしました。

入ってみるとこれまた中国の名物である貴州茅台酒とコラボしたラテがあるということだったので、それを飲んでみることにしました。貴州茅台酒は中国・貴州名産の白酒で、高粱という穀物を発酵させて作る蒸留酒です。高級ブランドで1本数万円という値段で取引されています。茅台酒コラボラテは大胆にもカフェラテにそんな高級酒である茅台酒を少しブレンドしたものです。飲んでみると最初は普通のカフェラテの味なのですが、カフェラテの味が去った後にフワッと茅台酒の香りがやってくるという不思議な飲み物でした。正直、別々に飲んだ方がいいのではないかと思います…

茶葉世界へ

華強北をぶらぶらした後は日本で飲むためのお茶を調達するべく、2016年2018年と訪問している徳興茶葉世界を再訪しました。なんと入り口がきれいに改装されていました。

市場の中に入るとたくさんのお茶屋さんが並んでいます。違いがそんなに判るわけでもないので適当なお店に入り、テイスティングをさせてもらいつつ鉄観音とプーアル茶を買いました。新鮮な茶葉で作る日本茶と違い、発酵させて作る中国茶では何年も寝かすことで価値が上がる種類のものもあります。かなりのビンテージものだと500gで1.5万円程度するものなどもありました。ビンテージのプーアル茶はめちゃくちゃおいしかったりするのですが、普段使いで飲むにはちょっと高いのですよね…

深圳というと昨今ではどうしてもハイテク都市という側面がフィーチャーされてしまいますが、この茶葉世界や香港と深圳のボーダー・羅湖周辺の服飾市場などを見ると、ハイテク都市である以前に、昔からの自由貿易港・香港と境界を接する中国の貿易の玄関口であるという深圳の別の側面を垣間見ることができるので、深圳を訪れる方は一度行ってみることをお勧めします。

その後、茶葉世界の前の蘭州ラーメン店で遅めのお昼ご飯を食べ、次のM5Stack本社見学会へと向かいました。

M5Stack本社見学会

Maker Faire Shenzhenに合わせて、スイッチサイエンスの高須さん(@tks)が日本で人気のプロトタイピングプラットフォームであるM5Stackの開発元であるM5Stack社の本社を見学するイベントを企画してくださったので、私も参加することにしました。オフィスに入ると、2021年から2023年までにローンチした製品一覧が貼ってありました。毎年すさまじい数の新製品を出していますね…!

見学会では製造ラインや倉庫、なんと社長室まで見せていただきました。この写真で部品棚の解説をしているのは社長のJimmyです。彼はエンジニア出身であることもあり、今でも自分で新製品の試作をしていることで有名です。社長室の彼の机の上には試作品がごちゃごちゃと3置いてありました。さらに驚いたのは机の横の柱に掛けられているテレビです。何を映しているのかと思ったら製造ラインの各所に取り付けられたカメラからの映像を流していました。製造も自分で見ないと気が済まないのだそうです。自社のバスがきちんと運行しているか、ヘリで上空から監視していたという西武グループのオーナー・堤義明氏のバブル期のエピソードをつい思い出してしまいました。本当にパワフルですね…

ちなみにオフィスは普通のオフィスビルの4階だったと思うのですが、そこに普通に工場で見る製造ラインが入っていてびっくりしました。この時見学したオフィスも割と移転したばかりの新しいオフィスだったはずなのですが、2024年にM5Stackの本社は新しい場所に移転し、規模を拡張したと聞いています。恐るべし深圳速度ですね。

見学会の後はJimmyを交えて夕食会です。高須さん・Jimmy一押しの白身の川魚を茹でたものにタレをつけて食べる料理は本当においしかったです。もちろん他の料理も激ウマでした。

ちなみにこの夕食会の際に、Jimmyに「お気に入りの自社製品はあるのか?」と聞いたのですが、彼の回答は「まだない。世に出した製品のどれにも満足していないし、新しい製品の試作を始めるといつもそれが一番楽しくなってしまうのだ」というものでした。深圳でガンガン成長する企業の社長はさすがに言うことが違いますね…

夕食会のあとはホテルのある華強北へと戻ってきました。朝に怪しいブランドショップを見たエリアに、ちょっとした屋台村のようなものができていました。夕食会でお腹いっぱいだったので何も食べませんでしたが、キラキラした電飾の写真だけ撮ってからホテルに帰ったのでした。

朝の華強北ふたたび

行きつけの店の腸粉はすでに食べてしまったこともあり、最終日の朝ごはんは学食スタイルで並んでいる料理を指さして定食を作っていく快餐店のチェーン、家楽縁の店舗に行きました。

中華焼きそばに焼餅(中国の小麦を焼いたパンケーキのようなものです)、茶葉蛋という組み合わせです。どかどかっと盛りつけるので見た目はイマイチですが、味はばっちりでした。

朝ごはんを食べた後は、帰国前に最後の華強北散歩をしました。いつの間にか華強北のメインの通りにドリアンの専門店ができていました。猫山王というのはマレーシア原産の高級ドリアンの品種です。ハイテクガジェットからドリアンまで、振れ幅の広い華強北です。

さらに歩行者専用エリアを歩いていると、見慣れないボックスが置いてありました。「公益琴房」と書いてあるように、ストリートビアノボックス、ということのようです。華強北の歩行者エリアには何個かこのボックスが設置されているようでした。ちょっと面白そうだったので、体験してみることにしました。

ボックスに取り付けられているQRコードを読み取ると、このようなミニアプリが起動します。おそらく各地でこのようなピアノボックスを展開しているサービスがあるんでしょうね。場所の情報とそのボックスの特徴が表示されました。輸入品のピアノ、空調及び安全監視付きというのがこのボックスの売りのようです。

予約画面では30分単位で時間が選べるようになっていて、予約した時間になるとスマホからドアを解錠できるというシステムになっていました。この辺は日本でも流行っているテレワーク用のボックスと一緒です。ちなみにトライアルだからなのか、「公益」と書いてある通り公共サービスだからなのかはわかりませんがこの時は無料で使うことができました。

実際に予約をして中に入ってみるとこんな感じでした。ピアノの上の観葉植物とレースのカバーが、おばあちゃんちのピアノ感を醸し出していますが、きちんと謳い文句通りピアノは輸入品であるカワイのピアノでした。ちなみに同じくMaker Faire Shenzhen参加者のカワヅさん(@necobut)が試した別の場所のボックスにはヤマハのピアノが入っていたそうです。まだまだ中国の経済水準からすると高価なピアノを、予約して周りの目を気にせずに練習できる環境を作るというのはいい試みですね。

ちなみに以前から歩行者通路に置いてあるストリートピアノも健在です。こちらをボックスに置き換えたわけではないようです。ちなみにこのストリートピアノはなかな調律のずれ具合で、(そりゃあ湿気等に対してノーガードですし…)トイピアノのようなメローな音色がするのでした。

街中のこんな小さな売店でも、スマートフォンの高価買取の看板を出しています。こういうのはさすが深圳という感じですね。

そしていよいよ残りの滞在可能時間が短くなってきたので華強電子世界を最後にもう一度調査しました。できれば秋葉原より深圳で買った方が安いフルカラーLEDテープをいくらか買って帰りたいと思っていたので、LED関連製品を扱うフロアを重点的に回りました。上の写真はその中にあった鼎泰豊照明というお店です。きっと某有名点心チェーン(まんまですが)とは関係ないのでしょうね…

最後の最後に、日本ではちょっと珍しい3535(3.5mm x 3.5mm)タイプのフルカラーシリアルLEDを使ったLEDテープを見つけたので、購入してからホテルに戻り、チェックアウトして香港への移動を開始したのでした。

香港へ

今回の戻りのフライトは昼間の便なので、名残惜しいところではありますが華強北から行きにも使ったボーダーである皇崗口岸へと戻ってきました。

前回5月の訪問の際に皇崗口岸から路線バスを使ったらなかなか出発してくれなかったということもあり、今回は皇崗口岸から空港までの足に乗り合いタクシーのスカイリモを使うことにしました。150人民元(約3000円)とバスに比べると値段が張りますが、アルファードに3人乗ったところで出発してくれたので大分素早く空港へと戻ることができました。

空港でチェックインを済ませると、係員さんが最近カンタス航空のラウンジが新しくできましたよと教えてくれたので、いつもならキャセイパシフィックラウンジに直行するところですが寄り道して覗いてみました。出境ゲートを通ってすぐのところにあるので、比較的分かりやすいかと思います。入口にはかわいい招き猫の電飾が置いてありました。あんたらカンガルーはどうしたんだとちょっと思ったのは秘密です。

さすがにキャセイパシフィックラウンジが圧倒的に良いのでそれには見劣りしますが、空いていましたし、小規模ながらも結構きれいにまとまったラウンジという印象でした。

ちょっと面白かったのはラウンジ内の缶ビールのラインナップです。一番上のCoopersはきちんと(?)オーストラリアのビールなのですが、その他がシンハーとスーパードライという組み合わせでした。スーパードライが置いてあるラウンジは割とよく見かけますが、東南アジアでもないのにシンハーが置いてあるのは珍しい気がします。タイ行きの便が多いとかなんでしょうか?

カンタスラウンジを楽しんだ後は当然(?)ハシゴしてキャセイパシフィックラウンジも覗き、行きと違って乗り逃すこともなく無事に飛行機に乗って羽田空港に戻っていったのでした。

以上、Maker Faire Shenzhen 2023の際の香港・深圳旅行記、深圳編です。行きの飛行機を乗り逃すというアクシデントはあったものの、Maker Faireでの出展があったためにいつもよりはゆったりと深圳に滞在できた旅行だったように思います。次回は急遽行くことにしたMaker Faire Taipei 2023の際の台北旅行記です。お楽しみに!

  1. 気になる方は各自調べてください!
  2. 本当はもっとタレの味がするおいしい麺料理なんだ!という方はぜひおすすめのお店を教えてください…!リベンジしたいと思っています!
  3. 無論、エンジニア的にいい意味でごちゃごちゃしているということですよ!
公開日:2024/12/31