2022年11月・ベトナムの旅、最終日の5日目の旅行記です。最終日でさすがに疲れていてだいぶスロースタートだったので、他の日に比べると短めの記事になります。
突然のわんわんワールド
前日に飲みすぎたこともあって、ゆっくり起きてから例によって朝ごはんを探しに出かけました。さすがに起きた時間が遅かったので開いている食堂の数も多く、ホーチミンシティ滞在3日目にして一番ホテルに近いところで朝ごはんを食べたのでした。ローカルの人もいるような食堂でしたが、さすがベンタイン市場の近くのお店、英語メニューもしっかり用意されていました。ここでもブンチャーと春巻きをオーダーしました。いかに私がブンチャーが好きかお分かりいただけたかと思います。
そしてまた街中の写真でも撮るか…と大聖堂のそばのヴィンコムセンターに向かって歩いていたところ、小さい商店から出てくるワンコを見つけました。この店番のプロのような顔つき、小型犬なのに貫禄ばっちりです。
最初の写真を撮った後、隣にあったバインミー屋台でバインミーでも買うかと待っていたら、ワンコが出てくる出てくる…突然街中にわんわんワールドが展開されてしまいました。
バインミーに入っているお肉が目当てなのかとも思ったのですが、微妙にバインミー屋台から距離をとっていますし、ご覧の通りの気まま具合でした。これはバインミーを待っている間に我々に構いたまえということだったのでしょうか…(しつこいようですが狂犬病には注意しましょう!)
バインミーを受け取ってもやはり寄ってくるわけでもなく、私とその前にバインミーを買っていたおじさんとでひたすら犬を撮影しながらバインミーを食べたのでした。バインミーはおいしかったです。このパリモチのパンがいいのですよね。
ランドマーク81再び
大聖堂ののそばのヴィンコムセンターをぶらぶらしながら今日はどこに行こうか…と考え、せっかくだから展望台にも行ってみようと決め、2日連続でランドマーク81にやってきました。ちなみに、このときランドマーク81に向かうタクシーから外を見ていて気が付きましたが、ホーチミンシティ地下鉄の高架部分がかなり出来上がっていました。ランドマーク81もそうですが、何度も来ている街でもこういうところで変化を実感すると面白いですね。
展望台のチケットのお値段はこちらです。通常の入場料が30万ドン、およそ1800円と、日本の展望台とさほど変わらない価格になっています。ベトナムの物価を考えると、そこそこの贅沢といえそうです。
展望台用のエントランスのそばには、展望台のマスコットキャラクターの人形が飾ってありました。こういうのは万国共通のあるあるなんでしょうか?
エレベーターで一気に79階まで上がると、そこからの3フロアが展望台になっています。最上階の81階は382.65mです。東京スカイツリーの展望デッキ(350m)よりは高く、展望回廊(451.2m)よりは低い、ということになります。
ちなみに、展望台にはVRゴーグルを被るタイプのアトラクションもありました。この展望台からバンジージャンプするような内容のアトラクションでした。雨の日などを想定したアトラクションなのでしょうか?
ちなみに一部の区画はこんな感じにオープンエアーになっています。床面に埋め込まれたディスプレイにWindowsのデスクトップが思いっきり写っているのはご愛嬌ということで…
展望台から、4日目の記事に載せた写真とほぼ同じ方向を撮った写真です。あいにくこの日は曇り気味でしたが、かなり遠くまで見渡せます。写真左上に見える、川沿いにある途中から細くなっているビルはランドマーク81の2代前のベトナム最高層ビルであるビテクスコ・フィナンシャルタワー(262m)です。こちらには2014年に訪問しています。ちなみにランドマーク81の1代前のベトナム最高層ビルは京南ハノイランドマークタワー(350m)で、こちらも2016年に訪問済です。
ランドマーク81の展望台をぐるりと回っていたら、お昼をとうに過ぎていたので、低層階のヴィンコムセンターに戻ってからフードコートに行きました。ここのフードコートはあらかじめカウンターでカードにお金をチャージして使うタイプのシステムでした。タイなどではよく見ますね。
そして2食連続でブンチャーです。ここまでに書いている通りブンチャーが好きなのもありますが、フォーはインスタントだったり、日本でも出すお店がそこそこあるのですが、ブンチャーはなかなかないのでこの機会にたくさん食べておこうと思ったのもあります。麺、タレ、香草、焼き肉と全部用意しようとすると、家で再現するのも結構面倒なんですよね…(何度かやったことはありますが…)
ちなみにこちらのヴィンコムセンターにはヴィングループの大型モールにつきもののスケートリンクもあります。2013年に行ったハノイのヴィンコムメガモールにもスケートリンクがありました。
最後にまたしてもビール
ランドマーク81をぶらぶらしてから、1区の中心部に戻り適当に歩き回った後、ホテルのそばのちょっと気になっていたブルワリーに入りました。3日目に街をぶらぶらした時にこの看板を目にしていて、どこかのタイミングで行ってみようと決めていたのでした。
店内は結構広く、奥のタンクを見るにここで醸造までやっているようでした。フランス領時代からの伝統でビール文化が結構根付いていることもあり、Pasteur Street Brewingやここのように個性的なブルワリーがいっぱいあるのもベトナムの面白いポイントです。
お昼がやや遅めではあったのですが、ここで食べ逃すとまた中途半端な時間にお腹が空いてしまうかも…ということで、ビールとセットでハンバーガーを食べました。ちなみにこの後、Pasteur Street Brewingの本店にもハシゴしてから空港へと向かったのですが、運悪くスマートフォンの電池が切れてしまい写真が撮れずでした。
帰国時にバタバタ
さて、ビールを楽しんだ後空港に向かい、フライトの出発が少し遅れたりはしたのですが無事羽田空港に到着しました。しかし、この当時まだ残っていたアプリによる新型コロナウイルスのワクチン接種記録の登録が間に合っておらず、本来なら使えるはずのファストトラックが使えず、ひたすら空港内をぐるぐると歩かされたのでした。羽田空港のコンコースは普通に歩くだけでも長いなぁと思うのですが、そこを折り返してほぼ1往復歩かされたと記憶しています。上の写真のピンク色のベストの方々はファストトラックの人、ファストトラック未適用の人、自宅待機がまだ残っていた指定国から来た人などを振り分けて誘導する係員さんたちです。今も新型コロナウイルス自体は流行ったりしていますが、この体制は今となっては2年ほどだけ存在した不思議な体制という感じですね。
以上、2022年11月のベトナム旅行記・最終日のDay5でした。初の中部訪問や、ベトナム最高層ビルのランドマーク81に行ったりと、いろいろと新しいところへ行った旅行でした。次回は2023年4月のマレーシア・タイの旅行記の予定です。お楽しみに!