2019年GW・ASEANの旅、出発&シンガポール編マラッカ編に続いてクアラルンプール編です。クアラルンプールは一泊で2日目に早々に空港へと向かってしまったため、短めの記事です。

何はともあれ電気街

長距離路線バスでTBS(Terminal Bersepadu Selatan)に着いた後は、Grabを拾ってまずホテルに荷物を預けに行きました。クアラルンプールは2014年の訪問以来実に5年ぶりでしたが、アクロバティックな車線変更でああ、クアラルンプールに来たんだなあ…と思わされたのでした。ただ、窓から外を眺めていると、2014年には多数走っていたカクカクした輪郭のプロトン・サガのタクシーが大幅に減っていることに気が付きました。一斉にリプレースの時期が来たのでしょうか?

今回のホテルはブキッ・ビンタンのそばに取っていたので、ホテルにスーツケースを預けてからまずはスンガイワンプラザの最上階のホーカーセンターへ向かいました。が、朝にガッツリ食べていたこともあり今ひとつ決め手に欠け、冷やかすだけにしたのでした。

となればお次はブキッ・ビンタンの誇る電気街ビル、プラザロウヤットに行くしかありません。

入るといきなりメイソウができていました。まあまあ賑わっていましたね…

肝心のデジタルガジェット売り場はどうなのかというと、相変わらずスマホがメインで上層フロアにPC関係のお店があるという構成でした。十分明るい雰囲気ではありましたが、写真のように改装中のだだっ広い空間があったりと、ガジェット一本槍ではなく、各国の電気街ビルにありがちな化粧品販売店などの導入などの変化が起きるのかな…とちょっと気になりました。

プラザロウヤットをウロウロしていたらお腹が空いてきたので、プラザロウヤット内のレストランでお昼にしました。

2014年のクアラルンプール訪問時はビビって入ることができなかったプラザロウヤットの隣のPlaza Imbiもシャッター街感はありつつもそこそこ営業している店舗がありました。地下1フロア、地上2フロア構成のようでしたが、地下へつながるエスカレータは封鎖されていて、地上の2フロアだけの営業となっていました。古いもあって衰退しているのでしょうね。こちらのビルはプラザロウヤットと違い、PC修理ショップが中心でした。

ブキッ・ビンタンの電気街訪問の後はPudu駅そば、Jalan Pasarの電気街へと行きました。このあたりは電子部品店など、パーツ系のお店が並んでいる通りになります。

このSIGMAというお店は5年前にも訪問したお店です。こういう細かい部品を扱うリアル店舗が生き残っているのはいいことですね。

さらに通りを進んでいくとemartというビルもあり、この中には防犯カメラなどを扱うテナントショップがいくつも出店していました。

一方、emartのすぐそばにあった、2014年にはかなりの店舗がひしめいていたスマホアクセサリービルが廃墟化していました。華強北のスマホアクセサリービルと同じような雰囲気だっただけに残念です。中国からの越境ECに取って代わられてしまったのでしょうか?

その後、次の目的地であるロイヤル・セランゴールのビジターセンターに向かうべくGrabを手配したのですが、到着した運転手が「トイレ行きたいからちょっとまってて!」といって出ていってしまいました。なんともマイペースであります。

ロイヤル・セランゴール・ビジターセンターへ行く

さて、Grabで渋滞にも引っかかりながら次に向かったのはこのロイヤル・セランゴール・ビジターセンターです。シンガポール編でも少し触れましたが、マレー半島一帯、特にクアラルンプールの周りを取り囲んでいるセランゴール州は錫の産地であります。その錫を使った合金であるピューターを使った食器・アクセサリーを中心に製造しているのがこのロイヤル・セランゴールです。

渋滞に引っかかったこともあり、受付時間終了ぎりぎりになってしまったのですが、受付でガイドさんと合流し、ピューターの歴史、ピューター製品のコレクションの展示を見た後、実際の工房を案内してもらうことができました。ピューターは融点が比較的低いため、工房の机の上で融かしたピューターを鋳型に流し込む工程が完結していたのが衝撃的でした。その他にも打ち出し加工工程など、製品ができるまでの一通りの過程を見学させていただくことができました。

ちなみに、このビジターセンター、見学料は無料です。といっても、一通りのツアーが終わった後のショールームでついうっかり小さいカップを買ってしまったので、先方の思う壺といったところでしょうね。事前予約が必要ですが、打ち出し加工で食器を作るワークショップや鋳造でアクセサリーを作るワークショップなども開催されているので、機会があればそちらもチャレンジしてみたいと思っています。

ジャランアローで晩ごはん

よりひどい渋滞に引っかかりながら、Grabでブキッ・ビンタンへ戻ってくるともう夕方です。ホテルにはとうにチェックインできる時間になっていたので、チェックインを済ませて晩ごはん探しに出発です。

ブキッ・ビンタンのモノレールの駅はAirAsiaがネーミングライツを購入したため、エアアジア-ブキッ・ビンタン駅になっていました。

晩御飯はブキッ・ビンタンの屋台街、ジャランアローのレストランにしました。屋台街なのに普通のお店で食べてしまいました。中華風焼きそばにオレンジジュースです。

その後はきちんと(?)屋台でカットマンゴーを買って食べました。日本で食べるよりもマンゴーがお手軽に食べられるのは東南アジアのいいところですよね。

KLCCへ行く

晩ごはんを食べた後は夜景を取りに行くべくKLCC(Kuala Lumpur City Centre)へ向かいました。写真はKLタワーです。KLタワーは2014年の訪問時は写真を撮れていなかったはずなので、リベンジ達成です。

そしてKLCCではおなじみ、ペトロナスツインタワーも撮りました。2014年に初めてクアラルンプールに来て見たときはそのCGのようなフォルムと手前のヤシの木のコントラストに衝撃を受けたのですが、いつ見てもサイバーな雰囲気のあるとても好きなビルです。

さて、KLCCから歩いてブキッ・ナナス駅まで戻り、モノレールでブキッ・ビンタンへと戻っていたときのことです。「すいません!」と声を掛けられて振り向いてみると、なんとマラッカでお会いした日本人の方に三たび遭遇しました!シンガポールからのバスの中でマラッカからクアラルンプールに移動するという話は聞いていましたが、まさか本当にクアラルンプールでもばったり遭遇するとは思いませんでした。なかなかおもしろい思い出でした。

よい旅を!と挨拶をしてブキッ・ビンタンで降りると、あたりはだいぶ暗くなっていました。ブキッ・ビンタンは夜遅くでも地元の若者がワイワイガヤガヤしていてにぎやかな街です。

ホテルに戻る前にコンビニに寄り、飲み物を買ってきました。ポッカ製品はマラッカでも飲んでいましたが、まさかこの人の顔をマレーシアまで来て目撃するとは思いませんでした…

寝る前にはこちら、タイガービールも飲んだのでした。翌日朝にブルネイへと出発、ブルネイを出るまではお酒なしということでロング缶を飲んで寝たのでした。ちょうど日付が変わり、2019年5月1日、日本は平成から令和に変わったところでした。

寄り道しながら空港へ

朝起きて早々にチェックアウトしたあとはまっすぐKLセントラル駅へ向かいました。この駅は英領時代に建てられた白いお城のようなクアラルンプール駅3に代わるクアラルンプールの中央駅として2001年に開業した駅です。ちなみに設計は黒川紀章氏です。

この駅は2014年に初めて1人で海外旅行をした4時、羽田からエアアジアで乗継ポイントであるKLIAにたどり着き、7時間のトランジットの暇つぶしをするべくわざわざKLIAエクスプレスにのってやってきたという思い出のある駅です。

ほどほどに思い出に浸ったところで上層階に移動し、まずは朝ごはんです。色々ありましたが、今回はインド料理にしてみました。ロティ・チャナイという薄焼きパンにカレーのセットをオーダーしました。マレーシアはインド系の方も多いからか、本格的なインド料理が手軽に(それこそ駅のフードコートで!)楽しめるのはいいところですね。

腹ごしらえをしたところでKLIAに向けて出発…なのですが、今回は途中寄り道をするので、空港直通列車であるKLIAエクスプレスではなく、途中停車駅のあるKLIAトランジットに乗車しました。

車内では焼肉トラジの広告が流れていました。ブキッ・ビンタンのLot10にお店があるようです。

そうこうしているうちに途中下車駅のプトラジャヤ&サイバージャヤ駅に到着しました。プトラジャヤはクアラルンプール周辺に所在していた政府関係機関を移転させた行政のための都市、サイバージャヤはIT関連企業を集積するためのに開発された都市の名前です。

さて、事前に下調べしていた見学時間よりも早く駅に着いてしまったので、スーツケースを駅のロッカーに預けたあと、朝ごはんその2を食べてしまいました。テ・タレ付きです。

駅からタクシーに乗り無事到着したのがこちら、今回の途中下車の目的であるピンクモスクです!正式名称はプトラモスクと言います。このモスクはマレーシア駐在の経験がある会社の方におすすめされた事もあって訪問することにしたのでした。

なるほど確かにピンクの大きなモスクです。事前にネットで調べた拝観時間にはなっていたのですが、中からスタッフの方が出てきて、今日はお休みと知らせてくれました。5/1ということで、メーデーでお休みだったのでしょうか。私は残念ですがなるほどそれでは仕方ないと思って外からの写真を撮っていたのですが、休みだとスタッフの方から聞いた際に近くから日本語で「えー最悪やん」と聞こえてきたのが実に残念でした。本来は信仰のための施設であるところを観光客にも開放してもらっているという立場なのに、その言い草はないでしょう、と思ったのでした。小さいことかもしれませんが、観光の際にも各方面に敬意を払うようにしたいものです。

ちなみにピンクモスクのすぐそばにはマレーシア首相府もあります。こちらも堂々たる作りでした。しかしこの日は快晴で、10時前なのに暑くてヘロヘロな上、駅へ戻るGrabがなかなか捕まらず苦労しました。

KLIAからブルネイへ

プトラジャヤ&サイバージャヤ駅からKLIAトランジットに再度乗り、ブルネイ・バンダルスリブガワン行きのロイヤルブルネイ航空便が出るKLIAのメインターミナルへたどり着きました。

チェックインを終えた後はプライオリティ・パスでラウンジに入りました。少し早めのお昼です。お酒は飲まなかったですが(あんまりなかったような…)、綾鷹を発見したのでつい飲んでしまいました。東南アジアでは貴重な甘くない緑茶です。

その後お昼過ぎに無事搭乗しました。2時間ちょっとの短距離路線のエコノミークラスにしては幅広の座席のような気はしたのですが、背もたれがちょっと低いように感じました。また、しっかりと機内エンターテインメントは装備されていました。

しばらくすると機内食がサーブされました。短距離でも国際線なのでしっかり機内食が出るんですね。味も悪くなかったです。機内食を食べながら、機内エンタメに入っていた「空飛ぶタイヤ」を見ていたらあっという間に飛行機はブルネイ・バンダルスリブガワンに到着してしまったのでした。

以上、2019年GW・ASEANの旅、クアラルンプール編でした。次回はブルネイ編です。お楽しみに!

  1. ジャッキー・チェンの「ポリス・ストーリー3」のクライマックスシーンに出てくる駅です!
  2. 2013年の初海外旅行はベトナムでのインターンだったので、1人ではありませんでした。
  3. ジャッキー・チェンの「ポリス・ストーリー3」のクライマックスシーンに出てくる駅です!
  4. 2013年の初海外旅行はベトナムでのインターンだったので、1人ではありませんでした。
公開日:2020/12/13