2019年GW・ASEANの旅、クアラルンプール編の次はブルネイ編です。

ホテルが観光地?エンパイアホテルへ行く

ロイヤルブルネイ航空でクアラルンプールから2時間ちょっと飛ぶとブルネイ国際空港へ到着です。ブルネイはボルネオ島に存在する人口約40万人の小国です。そんなわけで空港もこじんまりとしているのですが、産油国で財政的に豊かな国であるということもあり、こじんまりとしていつつも上品にまとまった空港でした。

空港に到着してSIMカードを購入1し、空港の玄関まで来る頃には15時前になっていたので、そのままタクシーに乗りホテルへと向かいました。ブルネイは産油国で豊かということもあり、大半の国民が車を持っていることもあって流しのタクシーというのは基本的におらず、空港以外では呼ばないとタクシーが来ません。そんな状況なので空港にもタクシープールがあって企業タクシーが並んでいて…というような普通の光景はありません。結局、運転手さんと個人交渉でホテルまで連れて行ってもらうことになりました。

よく整備された道路を走っていくと、今回1泊するジ・エンパイアホテルへ到着です。ここはもともとは王族が迎賓館として使うために建てられた施設で、7つ星ホテルという噂もある豪華なホテルです。ここを見に来るというのがブルネイに来た目的の1つだったりします。写真は玄関入ってすぐ、ロビーの写真です。ここからフロントまでちょっと歩く、というレベルで広いのでした。

チェックインするときにフロントの方から地図をもらいました。地図がないと冗談抜きで迷子になるレベルの広さです。チェックインをするフロントがあるのは1番の建物、私が宿泊したのは4番のシービュービルです。フロントから長ーい通路を通り、一旦外に出て道路を渡り、ビルに入ってからエレベータに乗ると部屋に到着です。ちなみに東南アジアあるあるですが、屋内は冷房がガンガンに効いているためフロントがあるビルを出た瞬間にメガネが曇りました。

そして部屋がこちら。1人で泊まるには十分すぎる広さです。ちなみに私が泊まったこの部屋は1泊2万7000円程度でした。部屋も広いですが、ホテル内の観光代込みと思えば、一度くらいはいいかなと思える価格設定かと思います。

そしてこちらはバルコニーからの眺めです。名前通りのシービューです。ちなみにバルコニーのドアには猿が来ても餌付けしないようにという注意書きが書いてあり、オランウータンが住む島は違うな…と感心してしまいました。

ちなみにこの部屋、バスルームもリビングルームと同じくらいの広さがあります。湯船も広々、洗面台も2つあればトイレにビデまであります。安宿に慣れきっていることもありはしゃいでしまいました…

荷物置き場も大理石ですし、デスクランプも高そうなランプでした。クローゼットも広々ですし天井も高く、恐るべしリアル石油王の国…という感想でした。

ちなみにブルネイの通貨であるブルネイドルはシンガポールドルと1対1のレートで為替レートが固定されていて、ブルネイ国内でもシンガポールドルをそのまま使うことができます。そのため空港では両替をしなかったのですが、タクシーの代金を払ったお釣りとしてブルネイドルを手に入れることができました。右側の人物が現ブルネイ国王2、ハサナル・ボルキア陛下です。天皇陛下の即位の礼の際に映像で見かけた人も多いのではないでしょうか。

また、イスラム圏らしく、イスラム教徒の方がお祈りする際の時間を記した紙と敷物、メッカのカアバ神殿の方向(キブラ)を示す矢印(貼ってありました)が引き出しに備えられていました。

ホテルの中を探検してみる

 

部屋の豪華さに一通り感心した後はホテル内を探検です。こちらはロビーのあるアトリウムビルです。大理石の柱が実に豪華です。

どこかの劇場と言われてもおかしくない雰囲気です。一番下のフロアから天井を見上げると本当に高く、また外からの光もよく入ってくるのでなかなかの開放感です。

ちなみにこのアトリウムビルの吹き抜けの下の方にはレストランがあり、朝食ビュッフェをいただくことができます。

同じくアトリウムビルです。エレベーターホールですらご覧の通りの重厚な作りです。各所で写真を撮っているのは当然ながら私だけではありませんでした。泊まらないけどわざわざ観光しに来るという方もいるとか?

廊下の一輪挿しですらこんな感じです。一輪挿しもすごいですが、これが浮かない空間というのがまた恐ろしいです。

通路の手すりはご覧の通り見事な象嵌になっています。きれいに模様が描いてあるなー、とよく見てみたら象嵌で驚いてしまいました。

こちらは私が泊まったシービュービルです。2枚目は廊下の写真ですが、なんかトークショーとかここで十分開けそうですよね…(発想が貧しい…)

2日目にロビーに行くと初日はなかったモスクの模型が設置されていました。こちらは通称「ニューモスク」、ジャメ・アスル・ハサナル・ボルキア・モスクの模型です。

豪華な造りなのは屋内に限らず屋外もです。まずはアトリウムビルとその周辺ですが、実に整った庭と噴水です。夜のアトリウムビルは建物内の照明が大理石に反射して輝いて見えました。

アトリウムビルから離れてホテルの庭(?)の部分も歩いてみました。ちょっと歩くとすぐビーチです。といいつつ、広いのと熱帯なのとでビーチの先端部に着く頃には汗ダラダラだったりしました。

ホテル内の地図を見てもやっぱり広いですね。特に海沿いはずっと砂浜とヤシの木、というような風景なので、時折地図を確認しないと部屋に帰れなくなりそうでした。

こちらはホテル内の映画館です。ここがロビーでもいいじゃん!という気がしてしまいます。映画は見なかったですが、そこそこ新しい作品も上映されていたと思います。

映画館につきもののポップコーンと飲み物も当然売っています。チェックアウトしてからタクシーが来るまで(そう、呼ばないと来ないのです…)時間があり暇だったので、ポップコーンを食べて時間を潰していたのでした。

ビーチまで歩いてみる

さて、ひとしきり探検をして一旦部屋に戻り、日が落ちてきたところでビーチの夕焼けを撮りに行こうと、2つあるビーチのうち部屋から遠い側のビーチにも行ってみました。上の写真はアトリウムビルを出たところの写真で、ここでも十分いい雰囲気ではあったんですけどね。

というわけでビーチの方へ歩いていくと、だんだん日が落ちてきていかにも南国リゾート、という写真を撮ることができました。ちなみにエンパイアホテルは南シナ海に面している(そもそもブルネイは南シナ海沿いにしか領土がない)ので、北西の海を見ていることになります。他にも夕焼けを見に来ている人はいましたが、人口密度はそこまで高くなくてとてもいい夕焼けでした。ホテル内でゆったりしたい、というのであればここは(高いですが)おすすめだなあ…とこの時思ったのでした。

先程も書きましたが翌日、迎えのタクシーが来るまで時間がかかったので暇つぶしに明るい時間帯にもビーチに行ってみました。例によって南シナ海側を向いているので、ここからずーっとまっすぐ行くとベトナムにぶつかります。

さすがは自然豊かな熱帯の島・ボルネオ島なだけあって、水は大変綺麗でした。

ビーチのレストランで晩ごはん

一通り夕焼けの写真を撮った後はホテル中心部へ戻り、晩御飯にしました。晩御飯はパンタイ禅パビリオンというビュッフェレストランで食べました。禅パビリオンと言うだけあってのり巻き、刺身など和食も完備でなかなかおいしかったです。いうまでもなくサテーなどのマレー料理も美味でした!

デザートもアイスまで完備で至れり尽くせりでした。観光地価格なビュッフェではありましたが、満足度も十分高かったです。

食事中に新聞のサービスもあったのですが、新聞の1面に日本の天皇陛下の退位に関するニュースが掲載されていました。ちなみに部屋でテレビを付けていたら「マハラジャジャポンナルヒト…」と聞こえてきたりもしました。マハラジャなんですね…!

これは晩御飯のレストランではなく、アトリウムビル内のベーカリーで売っていたチョコレートケーキです。フラッと覗いてみたらどうにも美味しそうだったので買ってしまったのでした。

前日から一転、6000円の宿に泊まる

最初の方で書いたとおり、ブルネイには基本的に流しのタクシーという概念がありません。そのため電話でタクシーを呼ぶ必要があります。空港から送ってくれた運転手さんの連絡先はもらっていたので、チェックアウト後に来てもらうようにお願いしていたのですが、時間を間違えていたとのことでちょっと待ち時間が発生し、ここまでに書いてきたように2日目の午前中はビーチや映画館などをフラフラして時間を潰していたのでした。

少し待ちましたが無事にタクシーのおじさんと合流し、この日泊まる中心部に近いホテル「ジュビリーホテル」たどり着くことができました。待ったりしたこともあり、着いた時にはすでにチェックインできる時間になっていました。早々にチェックインを済ませ部屋に入るとこんな感じでした。1泊6000円、これくらいでも十分すぎると思うのでした。これで狭いなんて言っていたら香港のゲストハウスには泊まれません。(あれは流石に狭すぎですが…)ちなみに「ジュビリーホテル」の文字を見て運転手さんは「ジュビリー…ジョリビー2…アッハッハッハ!」とブルネイ式ジョークを炸裂させていました。実にマイペースです。

全然問題ないし十分冷房は効いていたのでよいのですが、エアコンは宙に浮いていました。ここもキブラを示す矢印が天井に貼ってありました。

1泊6000円のホテルですが、こちらも浴槽付きのバスルームでした。ブルネイでは安いホテルの部類に入ると思っていたのでシャワーだけかなと思っていたのですが、単に土地があるからつけているのか、それとも湯船に浸かる文化なのか、ちょっと気になったのでした。

バンダルスリブガワンをぶらぶらする

ホテルに荷物を置いた後はバンダルスリブガワンの中心部の観光に出発です。ホテルの前の通りはJalan Elizabeth 2(エリザベス二世通り)という名前でした。1984年まではイギリスの保護国であり、その後もコモンウェルスの一員であるブルネイらしい通りの名前です。

通りにはいかにも南国という雰囲気の赤い花が咲いていました。オウコチョウという花で、日本でも沖縄県などでは見られる花だそうです。

さて、ホテルを出て最初に向かったのはこちら、ロイヤル・レガリアです。要するにブルネイ王室博物館です。

建物に入ってすぐのところはこの通り天井の高いドームになっています。1992年のハサナル・ボルキア国王即位25周年(シルバー・ジュビリー)を記念して建てられた博物館であり、ドームの下にはその際のパレードで使用された車両が展示されていました。有料の展示エリアは撮影禁止なので写真はありませんが、即位25周年パレードの資料に加えて即位50周年(ゴールデン・ジュビリー)パレードの資料等が展示されていました。また、国王が各国の元首から受け取った勲章や記念品などもずらっと展示されていました。

お次はロイヤルレガリアから少し歩いたところにある通称「オールドモスク」、スルタン・オマール・アリ・サイフディン・モスクへ行きました。事前の情報では私が訪問した木曜日は見学者向けの開館時間はないとのことだったのですが、行ってみると木曜日も見学ができるようでした。ただ、このときはまだ開館時間まで30分以上あったので、一旦すぐ近くのお店でかなり遅いお昼ごはんを食べることにしました。

お昼はフライドチキン定食(?)にしました。フライドチキンにさらにご飯、という定食です。ブルネイに限らず、東南アジアはなぜかフライドチキン含め鶏肉がやたらと美味しい気がするのですが、一体なぜなんでしょう。イスラム圏の場合豚肉を食べないから、というのはあるんだと思うのですが、シンガポールやこの後7月に訪問したフィリピン(Jollibeeがあるくらいですからね)も鶏肉が美味しかったので、なにか秘密があるのだと思っています。

フライドチキンのお店で待っている間にスマホでいろいろ調べて、今いる場所から遠いところにあるニューモスクに先に行ってしまおうと方針を変更し、バスターミナルへと向かうことにしました。バスターミナルのある辺りはこんな雰囲気です。少し古めですが、おしゃれな建物が多いという印象でした。若干イギリス風なんでしょうかね?

しばらく待つとバスがやってきました。…といっても、日本の路線バスのようなバスではなく、現地ツアー等で見かけるようなマイクロバス、それも結構年季の入った車両でした。2枚目の写真を見るとコンパクトさがお分かりいただけるかと思います。客層を見ても子供やお年寄りの方が多く、自分で運転できない人の足、というだけなんだろうなあという印象でした。確かに禁酒の国なのでお酒飲んで運転ができないということもないでしょうしねえ。

さて、そんなわけでまったりと走るマイクロバス(あの古さでかっ飛ばされても怖いですが!)でニューモスクに到着です。前情報と違ってオールドモスクは木曜日も見学可能だったこともあり、こちらのニューモスクも見学できるかも、と思ったのですが、こちらは前情報の通り木曜は閉館でした。オールドモスクも十分大きいモスクですが、ニューモスクはそれよりも更に大きく、中央のドームの金色が実に眩しかったのでした。

ブルネイのPCショップを訪問する

さて、一通りニューモスクの外観を見学した後は、毎度おなじみの電気街調査です。さすがに電気「街」と呼べるようなところはなさそうでしたが、Googleマップで検索するとPCショップ・家電販売店が何件か集まっているショッピングセンター(なのかな…)がニューモスクのそばにあったので徒歩で向かいました。写真の通り、いろいろなPC・家電ブランドを掲げたお店がいくつか集まっていました。ちなみに通りを挟んで向かいは在ブルネイ日本国大使館です。

殆どは家電販売店だったのですが、一軒だけガッツリPCショップ感を出していたお店がこの”BIT COMPUTER”です。検索する限りブルネイに何店舗かあるようです。スマホ用のアクセサリー、中古PC(なかなか古そうでしたが)やケーブル類など、幅広く取り揃えていました。

ちなみにすぐそばには福建会館がありました。マラッカでも見ましたが、やはり中国大陸沿岸部の出身者が東南アジアに根付いているということなんでしょうね。

歩いて中心部へ戻る

さて、PCショップの集まるショッピングセンターを出た後は中心部に戻るべくショッピングセンター前のバス停でバスを待っていたのですが、これが待てど暮らせどバスが来ず、でした。日も落ちてきてしまい、仕方がないのでGoogleマップを頼りに歩いて中心部を目指すことにしました。

途中通りかかった川沿いの公園(タマン・ジャブリ・ペラック)ではエアロビか何かをやっている集団を見かけました。

道中、子猫が道端にいるのを発見しました。ミーミー鳴いていましたが近くに親猫がいなかったのがちょっと心配でした。無事再会できたのでしょうか…

味のある番犬注意の看板も見かけました。怖さとゆるさが同居したなんともいえない犬の絵です。

その後も歩き、かなり中心部に戻ってきたところでこの”KAIZEN SUSHI”を発見しました。高そうな雰囲気だったので回転寿司ではなさそうでした。一体何をKAIZENするのでしょうか…

ダラダラと歩いて中心地に戻ってくるともう夜になってしまっていました。ということでとりあえず近くにあった中華系のレストランで夕食です。飲み物はテ・タレにしました。

オールドモスク再び

戻ってくるのが遅くなってしまい結局内部は見学できませんでしたが、夜にもオールドモスクへ行きライトアップ中の写真を撮影しました。オールドモスクは川沿いにあり周囲は池のようになっているので、水面に映るモスクを撮影することができます。

オールドモスクのそばには公園があり、ここも東南アジアらしく(?)ライトアップされていました。

周りの建物2と合わせて撮ってもモスクの存在感は抜群でした。

こちらはモスクから少し離れてホテルのそばから川沿いを撮った写真です。手前に写っているのはカンポン・アイールという水上集落の家々です。ブルネイはもともと水上集落文化の国で、今でも大規模な水上集落が残っているのでした。奥に写っているのは2017年開通の通称「スンガイ・ケブン橋」、ラジャ・イステリ・ペンギラン・アナク・ハジャ・サレハ橋です。モスクといい正式名称が長い!と思ってしまいますが、オールドモスクは前国王、ニューモスクは現国王、スンガイ・ケブン橋は現第一王妃の名前を冠しているので、人名が長いということですね。スンガイ・ケブン橋はケーブルが出ている柱(パイロン)が1本の斜張橋の中では世界で2番目に長い橋だそうです。

一通り写真を撮ってホテルに戻る前にコンビニに寄り、飲み物を買いました。ここでもポッカです。下の写真のエナジードリンクもマレーシア産だったので、この手のものはマレーシアからの輸入が多いのでしょうね。

こちらはホテル備え付けの水です。至って普通のブルネイ産の水でしたが、ラベルがなんともイスラム圏という感じでした。

朝の川沿い散歩

3日目は午前11時のフライトでインドネシア・ジャカルタへ飛ぶ予定だったので、朝早く起きてチェックアウト前に散歩をしました。

先程も書いたようにブルネイは水上集落文化が今も残る国なので、川沿いにはこのような船着き場がありました。階段を降りていってサクッとボートに乗って移動するんでしょうね。

川沿いの通りにはマッカーサー通りという名前があり、日本でも有名なマッカーサー元帥と関係するのかな?と思ったのですが、おそらくブルネイの初代駐在官であった方に由来するのだと思います。

そんなに長い時間は散歩していませんでしたが、ご覧の通り何隻ものモーターボートが川を行き交っているのを見ることができました。2枚目の写真ではお客さんが実際に乗っています。今でもバリバリ現役の交通手段なんですね。

市場を覗く

さて、川沿いの写真を撮った後はホテルの隣にあった市場に寄り道してみました。朝だけ開場しているようでした。大盛況です。

主要な取扱品は野菜などの生鮮品のようです。一部鶏肉なども扱っていました。

特に扉などがあるわけではないですが、屋根付きのエリアもあり、そこそこの規模でした。

気になるお値段ですが、1ブルネイドルは1シンガポールドルと等価で約80円なのでまあ他の物の物価に比べると安いのではないかという気がします。南国の野菜は心なしか鮮やかなように見えました。

空港へ向かう

散歩の後ホテルをチェックアウトし、予め頼んでおいた空港送迎サービスで空港まで送ってもらいました。

すんなりと出国し制限エリアへと入りました。到着の際も思いましたが、小さいながらおしゃれな空港でした。行き先表示を見ると近場からではありますが、結構いろいろなところから直行便が飛んでいるのだということが分かりました。COVID-19流行前は関空からも直行便が飛んでいたはずです。

そしてここでもラウンジ飯です。ホテルで朝ごはんを食べていなかったのでガッツリいってしまいました。

なんと飲み物はA&Wが置いてありました。湿布の味です!

街中でも時折見かけましたが、ラウンジにも国王夫妻の写真が飾られていました。こういうあたりはいかにも「王国」という感じですね。

その後定刻通り飛行機は離陸してジャカルタへと向かっていきました。お昼は機内食でした。シンプルですがこちらも悪くない味付けでした。

こちらは偶然ですが、機内マガジンが東京特集でした。歌舞伎町ですかね。

バンダルスリブガワンからジャカルタまでは約2時間半の旅です。またしてもチョイスがちょっと不思議でしたが、機内エンタメに入っていた「僕のヒーローアカデミア」の劇場版を見たり、窓の外のいわし雲を眺めていたらあっという間に飛行機はジャカルタ・スカルノ・ハッタ国際空港へと到着したのでした。

以上、2019年GW・ASEANの旅、ブルネイ編でした。ちょっと交通の便が悪いのが引っかかりますが、まったりとした雰囲気があり、ホテル自体が観光地と化しているエンパイアホテルなど、他の東南アジア各国とは一味違う旅行先としていいのではないかと思います。また行く機会があればモスク内部を見学したり、エンパイアホテルのそばにあるジュルドンパークという遊園地に行ってみたりしたいと思っています。次回はいよいよGWの旅最終章、ジャカルタ編です。お楽しみに!

  1. ブルネイはシンガポール・StarHubのローミングパッケージの対象外だったのでした。
  2. 首相も兼任しています。
公開日:2020/12/19 最終更新日:2020/12/25