シンチャオ!旅行10日目にして最大のアクシデントが起こってしまいました…
激痛で目が覚める
前日にハロン湾から帰ってきて,ナイトマーケットで晩ごはんを食べた後にビールを飲んで寝たわけですが,
夜の2時頃,猛烈に腸のあたりが痛くなり,目が覚めてしまいました.
トイレではひどく下してしまい,ほとんど水が出ているというような状態でした.
トイレに入ってからしばらく経つと腸のあたりがキリキリと痛むのは収まったので
ビールの飲み過ぎで消化器がおかしくなったかなーと思ったのですが,その後も再び激痛が走り,
寝転がっては激痛が走ると起きてトイレへ行きの繰り返しで,そこからはほとんど寝ずに朝を迎えてしまいました.
晩ごはんでもなま物は食べていなかったし,この時点では,ひどい二日酔いにちょっと食べ物が合わなかったのが合わさって
ちょっとお腹の調子が悪くなったのだろう,程度に思っていました.
おそるべしPokemon Go!
そんなわけで朝まで起きていたのですが,音がないと一人旅なこともあり寂しいので,朝になる頃にはTVを点けて音を流していました.
そこでニュースを見ていると,偶然Pokemon Go!について報道されていました.
香港でもPokemon Go!をやっている人は見ましたが*1,どうやらベトナムでも大人気のようです.
再びVincomに行く
相変わらず下痢が止まらず,体調が激悪だったこともあり,とりあえず最寄りのコンビニへ行き脱水を防止するためにポカリスエットとレッドブルを購入.
とりあえず脱水症状を起こすのだけは防ごうとしたのですが,この時点ではなんだかんだ昼ごろには治るだろうと持っていたストッパ下痢止めは使わないでいました.
朝になる頃には激痛と激痛の間隔は徐々に伸びていて,2時間くらいはなんとか行動できる状態になっていました.
そこで,ちょっと落ち着いてきたタイミングを見計らい,おみやげを買うのと,お昼も近づいていたのとで,
一昨日も行っていたVincom Center City Towersへ向かいました.
お昼が近づいてきたとはいえ,まだ12時までに時間があり,お目当てのレストランが開いていなかったこともあり,時間を潰すべく3年前も行ったVincom Center内のゲームセンターへ行きました.
相変わらず古くなった日本や中国のアーケード機が中心でしたが,さすがにコンデジ丸出しのプリクラマシンはなくなっていました.
ちなみに基本的にお札文化の国だということもあり,ゲームはお札でメダルを買ってから遊ぶようになっています.
ゲームセンターを出て歩いていると,おしゃれなコワーキングスペースらしきものが開設されているのを発見.
体調が良ければちょっと店員さんに話を聞いて見たかったのですが,そのような気力は残っていませんでした…
そんなこんなしているうちに,お目当ての回転火鍋店”KICHI-KICHI”が開店していたので入店しました.
このお店は3年前にも来ていますし,2年前にサイゴンのVincomのお店にも行っています.
正直な所何度も来たくなるレベルの美味しさというわけではないのですが,*2
動画にあるように,回転寿司のようなコンベアを流れる具材を一人用の火鍋に入れて食べるというコンセプトが面白く,なんだかんだベトナムに来ると一度行ってしまうのでした.
ちなみに22万5000ドン(約1125円)で飲み物別の食べ放題です.
お皿に書いてあるとおり,コンベアは絶えず動いています.
コーヒーブレイク
KICHI-KICHIでお昼ごはんを食べた後,体調もだんだんと持ち直してきたこともあり,コーヒーを飲もうと考えました.
Vincom Centerの向かいにはスターバックスコーヒーがある*3のですが,ハノイまで来てスタバというのもなあということで,
Vincom Center内のハイランズコーヒーでカフェスアダーを飲みました.
コーヒーブレイクの後はおみやげを買うべくVincom Center内のスーパーへ行きました.
2年前にサイゴンで見かけたVimはこちらでも健在でした.
コーヒーブレイクからコーヒー豆ショップへ
Vincom Centerでの買い物の後には3年前にも行ったコーヒー豆ショップであるCafe Maiへ行きました.
今回は残念ながら日本語が話せる店員さんはいませんでしたが,調子も良くないので豆の品種を即決して英語でオーダー.
無事に購入できました.荷物も多くなってしまったので,ここでタクシーを捕まえて宿へ戻りました.
世界の電子部品街から・ハノイ編
大体おみやげの類はここまでで買い揃えたのですが,私個人としてはまだやり残したことがありました.
3年前は大学のそばの電脳街,レータンギーを歩いたのですが,今回の旅行の前の下調べの結果,
ハノイには電脳街ではなく,電子部品を取り扱うThịnh Yên通りも存在することが分かったので,こちらを探検してみるというタスクが残っていたのでした.
宿からタクシーで向かうと,通りの入口のあたりから電飾を扱う店がちらほらと現れました.
東南アジアの電子部品街の特徴である(と,個人的に思っている)電飾,オーディオ機器のお店が通りの入口周辺に集中していたので,
よくあるパターンかと思いつつ,奥の方に進んでいくと,思いの外巨大な路上市場を構成していることが分かりました.
ずらっと上に並べた写真の通り,電動工具やベアリング,空圧機器に電線,スマホアクセサリーにリモコン*4のお店まで揃っています.
バンコクの電子部品街,バンモー(写真はないですが…)にちょっとメカトロ色を足して,ビルではなく路上市場として展開したような雰囲気でした.
私がThịnh Yên通りを去ったのが17時過ぎだったこともあり,近くのBạch Mai*5通りはバイクで大混雑していました.
このバイクの群れが車や鉄道に置き換わる日は果たして来るのでしょうか…
ハノイ大教会へ駆け込む
Thịnh Yên通りを出るのが遅くなってしまったので,日が落ちきる前にとタクシーでハノイ大教会へ向かいました.
今度はきちんと見学時間内だったので,内部を見学することができました.
正直な所ハノイ大教会の外壁はサイゴン大教会に比べると汚れていて見劣りするのですが,
明るく広い屋内と白い壁面に反射するステンドグラスを通った光の織りなす光景は非常に美しいものでした.
ベトナムに残るフランス領インドシナ時代の建造物の,南国とフレンチテイストがぶつかって生み出される,同じ東南アジアでもタイやマレーシアにはない独特の雰囲気は
やはり人々を惹きつけるものがあると思います.*6
一通り見学して大教会の外に出たときに気がついたのですが,ハノイ大教会のすぐ隣,ニャートー*7通り2番地に”EDEN COFFEE”がありました.
なかなかすごい洒落だなあと関心しながら,教会を後にしました.
ビンミン本店へ行く
教会から宿に戻り,相変わらず激痛が走るので流石に我慢ならないとストッパ下痢止めを服用するも全く効果がなく,
ちょっとこれはマズいかもしれないと思いつつ,痛みが収まっているタイミングでは本当になんともないので,
なんとか持ちこたえているというような状況でした.
ここまで腹痛が長引くということはどうやら路上の串焼きに当たったな…と思いつつも,
3年前のインターンでお世話になった恩師の1人と焼き鳥の名店・ビンミンへ晩ごはんを食べに行きましょうと
約束していたので,待ち合わせ時間に間に合うようにタクシーでビンミンへ向かいました.
幸いにも,タクシーに乗る頃には腹痛が収まっているタイミングになっていたので,
割と問題なくお店へ向かっていたのですが,最後の最後で運転手さんが一方通行の路地を1本手前で曲がってしまうアクシデントが発生しました.*8
ちょうど渋滞の中だったこともあり,戻ることも出来ず運転手さんが困っていたので,ここで降りて歩くから大丈夫!と伝えて下車し,5分ほど歩いてお店へ向かいました.
ここまでさんざん体調が悪いと言っておきながらも,ビンミンにはビアホイ(生ビール)があったので誘惑に負けて1杯だけ飲んでしまいました.
焼き鳥はもも肉や豚串焼き,名物の鳥足*9などを食べました.
焼き鳥を食べながら,久々にお会いした先生と近況を話したりしました.
卵コーヒーを試す
ビンミンを出た後はデザートということで卵コーヒーの店へ行きましょうと先生が誘ってくださったので,卵コーヒーのGiang Cafeへ行きました.
卵コーヒーの店なのですが,我々は卵ココア(?)をオーダーしました.
卵とコーヒーやココアが本当に合うのかと疑問だったのですが,飲んでみるとよく泡立ててある卵のコクとココアが
絶妙に調和していておいしいのでした.
ここでもさらに先生と雑談し,22時すぎに宿に戻りました.
飛行機の前の下準備
明日は飛行機で香港へ戻るのですが,フロントに9時35分発の便だと伝えると,
朝6時半に宿を出たほうがよいと言われたので,タクシーの予約をお願いして部屋へ戻りました.
行きの香港での苦労と,帰りの香港滞在は乗り継ぎの関係での1日の滞在ということもあり,
リュックサックに最低限のものを詰め,スーツケースはハノイから香港国際空港へ到着した時点で荷物預り所にあずけてしまう作戦に
出ようと考えていたので,不要なものを捨てたり,荷物の整理をしてから就寝しました.