みなさんこんにちは!1つ前の記事でお知らせしたように,現在旅行中です.
ドタバタしていて現在08/14の夜ですが,はてなダイアリーの日付は旅行した日付に合わせて書いていきます.
香港への道のり
と,いうわけで,まずは出発から.
今回は羽田空港からの出発です.12日の午前1時の夜行便だったので空港には10時ごろに行きました.
LCCの香港エクスプレス航空を使ったのですが,チェックインカウンターに明らかに爆買いしたな…
という感じの方々がいました.LCCなのに追加の手荷物料金払いまくりだと思うのですが,
それでも安いんでしょうかね…?(かくいう私も20kgの手荷物オプションをつけてはいるのですが,40kgとかつけないとあれは無理だろうなあという量でした)
自分自身のチェックインはつつがなく終わり,展望デッキに行ったら787が停まってました.
展望デッキで軽く写真を撮ったあと,出国後のエリアにバーがあることに気がついたので,
これは早く出国してビールを飲まなければなるまいと思い,展望デッキを後にしました.
展望デッキを出るときにこんな張り紙に気が付きました.空港だから仕方ないですかね.
そんなこんなで出国してビールを2杯.丸いグラスが一番搾り,細長い方(パイント)が琥珀ヱビスです.
飲みながらいろいろと用事を片付けて飛行機までの時間を過ごしていました.
バーはフードコートの中だったのですが,フードコートのカウンターにはコンセントがあり,
携帯の充電ができて大変便利でした.
0:30くらいに搭乗ゲートへ向かい,いざ搭乗,という時に発見!
飛行機の機体の愛称が「春巻」!
私が春巻を好きなのを狙ってつけたかのような名前です.目的地に着く前からコンテンツに
事欠かないのは大変良いことですね.
LCCで気になる機内はこんな感じでした.
一昨年乗ったAirAsiaとさほど変わらないという感想でした.
エンタテインメントシステム等は当然無いですが,
夜行便ですし,たかだか4時間半の飛行なのでこれで十分でした.
ただ,今回は入国カードを書いたりしていたのと,
30分ほど早く香港に到着したのとで1時間ちょっとしか寝られませんでしたが…
香港空港到着
午前4時なので流石に空港はガラガラでした.
エアポートエクスプレスに乗りたかったので,
バス会社のおばちゃんっぽい人が親切に目的の駅までのバスの番号を教えてくれたりはしたものの,
それをスルーしてエアポートエクスプレスの始発を待っていました.
その間,小銭を作ろうとセブンイレブンで購入したお茶とマンゴーとパイナップル味のヨーグルト飲料.
お茶は見た通りの「おーいお茶濃い味」です.
ヨーグルト飲料も悪く無い味でした.
その後オクトパス*1を買う窓口に並び前にいた方と「まだカウンター開かないっすね~」というような
会話をし,始発が出る2分前に無事オクトパスを購入してエアポートエクスプレスに乗車しました.
私が取った宿は九龍半島側の佐敦(ジョーダン)駅のそばだったので,エアポートエクスプレスの最寄りである九龍駅で下車しました.
エアポートエクスプレスは片道100HKD(約1400円)と若干高いですが,
駅から更に主要な地点まで無料送迎バスが出ていたりするので,全体で見るとまあまあお得という印象です.
佐敦駅までその無料送迎バスで移動し,そこから徒歩で宿に向かいました.
ただ,なにせ始発に乗って市街地に来たくらいなので,この時点でまだ8時前でした.
当然チェックイン可能な時間でもないので,かさばるスーツケースだけ預けて,
どこかブラブラしてマカオでも行ってしまおうと考えていました.
宿の建物に着き,階段を上ってみると宿は外の入り口にロックがかかっているゲストハウスといった感じのところでした.
とりあえず,外の呼び鈴を鳴らすも無反応.3回鳴らしたところでやっと反応がありました.
出てきたインド系のお兄さんは明らかに寝起きという感じで,
起こしてしまったかーと若干申し訳無さを感じながら,マカオに行って22時~23時くらいには戻ってくるからと伝え,
荷物を預けて宿を去りました.
星光花園で手形ウォッチング
マカオに行くには香港島側の香港マカオフェリーターミナルからフェリーに乗るのがメジャーな手段なのですが,
香港島に入る前に九龍半島の先端の尖沙咀(チムサーチョイ)駅で寄り道をしてビル群を撮影しました.
このあたりには香港のスターの手形が埋め込まれた「星光大道(アベニュー・オブ・スターズ)」
があることで有名ですが,今回は改修中であるという事前情報を手に入れていたので,
そこの手形が移築されている,星光大道のそばの「星光花園(ガーデン・オブ・スターズ)」へ向かいました.
ジャッキー・チェンの手形のそばにはサモ・ハン・キンポーとブリジット・リン*2の手形も
ありました.
有名なブルース・リーの銅像もこちらに移築されていました.
とはいえ,そんなに広くない公園なので,割とすぐに見終わってしまい,
雨も降ってきたのでフェリーターミナルへと移動をしました.
香港マカオフェリーターミナルは上環駅にあるのですが,最初その1つ手前の中環(セントラル)駅にあると勘違いしていて,
若干まごつきましたが*3無事にフェリーターミナルに到着できました.
マカオへ移動
フェリーのチケットを買ったところで,空港を出てから全く何も飲み食いしていなかったこともあり,
朝ごはんをMarks and Spencerで調達し,イートインスペースのようなところで食べました.
その後,約一時間のフェリーの旅を経て,マカオに到着しました.
ちなみにフェリーは出発予定時刻になってもまだ乗船が続いて,15分程度遅れて出発しました.アバウトです.
マカオ側のフェリーターミナルに着くと,こんな感じで何でもポルトガル語(ですよね?)表記が併記されていました.
さすが元ポルトガル領ですね.
あいにく雨が降っていたということもあり,
フェリーターミナルからタクシーで世界遺産であるセナド広場まで移動しました.
その後,徒歩で聖ポール天主堂跡まで行き,またセナド広場の中心地まで戻りました.
道中のお店でマカオ名物のエッグタルトを購入.
美味しいし安い(大体どこも9~10HKD=120~140円くらい)し,店頭というか道路沿いで売っているのですが,
コンビニにあるようなホットスナック用のショーケースに入れて売っているので,
きちんとアツアツが食べられるようになっていたのも高評価なポイントでした.
カジノをかじってみる
セナド広場周辺を一通り眺めたあと,ブラブラしていたら,写真のグランドリスボアに
近づいていっていたので,ちょっと雨のぱらつく中,グランドリスボアまで徒歩で移動しました.
しかしどうしてこういう謎な形状の建物なんでしょう…
到着した頃に雨が強くなってきたのもあったので,
そのままグランドリスボアでカジノに入りました.
カジノは初めてで,スロット,ルーレット,大小*4をやりました.
最終的にはちょっと勝っておしまいにできました.勝った分は言うまでもなく深センでのガジェット購入費に回す予定です.
マカオ,土地柄当然ですが中国人観光客が多く*5,店員さんからも普通のお客さんからも
中国語で話しかけられることが多く,ルーレットをやっている時にお客さんが何か私に
質問してきたようなのですが,当然よくわからず,中国語は話せない旨を伝えると,
同じテーブルの他の中国人らしき方に質問をしていました.
何を聞きたかったのだろうと気になったので,なんとなく観察していたのですが,
どうやらルーレットのルールを知らなかったようでした.ちょっと意外!
カジノでプレイしていると,お茶やコーラなどをサービスでもらえたり,なかなか至れり尽くせりでした.
プレイ中にメンバーズカードを作ってくれと店員さんが回ってきたのですが,最初は断っていたものの,
何回も来るのでメンバーズカードを作ってしまいました.パスポートを提示してサインするだけ,無料なので
そんなに面倒なものでもなく,さらに,グランドリスボアからフェリーターミナルへ行くバスに乗るために
必要なので作ることをおすすめします.
マカオのヴェネチアへ
上に書いたように,各々のカジノとフェリーターミナルや珠海*6とのボーダーまでの間は
カジノ運営の無料送迎バスが出ています.グランドリスボアを出て,そのバスに乗って一旦フェリーターミナルに戻り,
今度はタイパ島にあるヴェネチアン・マカオ・リゾート行きのバスに乗りました.
ヴェネチアンの名前の通り,ヴェネチアをイメージしたリゾートホテルで,
ある意味お台場のヴィーナスフォートみたいな感じではあるのですが,規模が数倍あるのと,
本当に運河を通していて(それも1Fでなく2Fに!),ゴンドラに乗ることができるあたりは,
さすがマカオという感じでした.当然カジノもあります.
ぐるっと一周した後,橋でつながっている隣のホテルまで行くと今度はなぜか吹き抜けを利用した滝がありました.
謎です.しかも何個かあったんですよね・・・
マカオタワーへ行く
隣のホテルも軽く見た後にタクシーでタイパ島を後にして,マカオタワーへと行きました.
マカオタワーは室外展望台(最上階)からのバンジージャンプと,空中散歩が有名ですが,
室外展望台の下の室内展望台ではバンジージャンプする人を眺めては,飛ぶとみんなで「うおーっ」と
声を上げる謎の一体感あふれる活動が繰り広げられていました.ガラスの目の前を人が落ちていくので結構びっくりします.
空中散歩の方は走ってみたり記念撮影している人がいたりして,なかなかワイルドな感じでした.
展望台の本分であるところの眺めですが,雨が降っていたのと,そもそも
マカオなので海沿いだというのとで,遠くまで見えても海は海だよなあ,というような感想.
変な形(失礼!)のビルを一望できるのは面白かったです.
完全に日が落ちてから来るとまた違うのかもしれません.
徒歩でグランドリスボアへ戻る
マカオタワーを降りてタクシーに乗ってフェリーターミナルまで戻ろうと思ったのですが,
タクシーの運転手さんがフェリーターミナルと言ってもわからず,
指差し会話帳で「港」を示すも,何かが2つあり,どっちだみたいなことを言っているも,
今度は私が何が2つあるのかわからず,断念.*7
しょうがないので,幸いにも雨も止んでいたこともあり,大きく,どこからでも見えるグランドリスボアを目指して徒歩で移動しました.
香港に戻るまでに盛大に待たされる
グランドリスボアとその周辺で暇をつぶして,20時過ぎくらいにフェリーターミナルに戻ってフェリーのチケットを購入しました.
九龍行きのフェリーがあることもここで知ったのですが,さほど時間も変わらないだろうと一回行っている香港島側のフェリーターミナル行きのチケットを買いました.
行きはチケットを買ってから船の出発までほとんど時間がなかったこともあり,さっさと出国して,
出発ロビー(?)へ向かいました.
出国してから,さて,何時発でどこのゲートから出るのかなとチケットを見ると…
現在20時半,船は22時15分出発と判明.
なお出国エリアにはお酒などを売る免税店しかなく,フードコート的なものもありませんでした.
さらに,椅子のある待合室には搭乗ゲートが開くまで入れない状態だったので,床(あまりきれいではない)に座るか
立っているかという状況でした.
2時間近く待つのかよー,そもそも宿のお兄さんに22時には戻るって言っちゃったよ~と思いながらも,
出国してしまったものは仕方がないので,自販機で水を買って,うろうろしながら待っていました.
みなさんはくれぐれも出国前に船の出発時間のご確認を!
そして船は22時15分に出発…せず,案の定遅れて22時半ごろマカオを出ました.
そこから1時間の船旅で,香港島のフェリーターミナルには23時半に到着.
とにかく宿のお兄さんにも悪いからと,フェリーターミナルから佐敦駅までタクシーで移動しました.
(本当は宿の前まで行ってほしかったのだけれど,運転手さんが場所がわからないというので駅まで・・・)
午前0時の尖沙咀を歩く
そんなこんなで,0時前くらいに宿に着いたのですが,
どうやらオーバーブッキングをしてしまったようで,この宿には部屋がないので,
名刺に書いてある尖沙咀の系列の宿まで行ってくれ,重慶大厦*8の向かい側の8Fだから!
と言われて,預かってもらっていたスーツケースを転がしながら
佐敦から1駅,尖沙咀まで電車に乗り*9,
そこから重慶大厦の隣の美麗都大厦*10を目指して歩きました.
午前0時にもかかわらず,尖沙咀のネイザンロード付近はネオンと車のライトでギラギラと光っていて,
人通りもかなりあるので,治安という意味での心配はなさそうでした.
が,美麗都大厦自体は下の写真のような感じで,ちょっと構えてしまいました.
しかし今はそんな贅沢を言っている場合ではなく,エアコンの効いた部屋で一刻も早く寝たいというのが正直なところでした.
夜遅かったこともあってか入り口でなぜかパスポート番号とメールアドレスを書かされ,
8Fへ上ると宿は確かにありました.
美麗都大厦はいくつもの部屋に分かれていて,その中をさらに区切って宿の部屋にしているという形式のようでした.
宿のお兄さんにここまでの経緯を説明して,部屋に案内してもらう段になったのですが,
なんとフロントのある部屋の玄関を出て,廊下を通って別の部屋に行き,その中の部屋に泊まるように言われました.
急だったこともあり,ツインルームが割り当てられたのですが,さすが地価の高い香港,
250HKD(約3500円)で泊まった部屋が以下の写真の部屋でした.
エアコンとTVはあるので,寝るだけなら十分なのですが,寝ないほうのベッドの上でないと
スーツケースを開けるスペースを確保するのも厳しいなあという感じでした.
本当はここで2泊の予定でしたが,香港は旅程の最後に戻ってくることと,シャワールームも狭いので洗濯もしずらいこともあり,
この時点で明日(13日)からもう深セン入りしてしまおうかと考え始めていました.
しかし,とりあえず明日起きてから決めようと考え,1時前ぐらいには就寝しました.*11
以上,長い長い1日目の記事でした.現在16日の夜ですが,頑張って1日に何本か書けるようにしていきたいです.
それではまた明日!
*1:香港のSuica的存在.97年に導入とSuicaよりかなり前に導入されています.
*2:ポリス・ストーリーのヒロインの人です,と言って分かる人は名前だけで分かる人か…
*3:中環には香港島-九龍半島のフェリーターミナルがあるので,桟橋はある
*4:基本的にルーレットみたいなルールですが,当てる対象がルーレットの目と赤黒ではなく,3つのサイコロの出目とその出目の総和の大小になったようなゲームです
*5:その次に多いのは日本人じゃないかなーというくらい日本人の方とも同じテーブルを囲みましたが笑
*6:チューハイ,マカオから最も近い中国側の都市
*7:書いてて気がつきましたが,もしかするとアウターハーバーのターミナル(メインのターミナル)とインナーハーバー(タイパ島)のターミナルのどっちだって聞いていたのかも.でもタイパ島じゃないとは伝えたのにまだ聞いてきたから違うかなあ…
*8:チョンキンマンション.怪しさ抜群の雑多なビル
*9:香港は1時くらいまで電車が走っています.日本と変わらないですね
*10:ミラドマンション.今調べたらこっちも十分怪しさ抜群で通ってるんですね…
*11:が,エアコンが寒くて一度起きた