スラマッパギ! クアラルンプール2日目です.
ちなみに「ジャラン」はマレー語で「~通り」の意味で,「ジャラン・ジャラン」で「散歩」の意味だそうです.
朝起きて身支度をして外に出てみると,夜中のひっそりしたチャイナタウンとは大違いの賑いでした.
まずは近場のマリアマン寺院を軽く見学.
その後,パサー・セニ(セントラルマーケット)へ向かいました.
“SINCE 1888″とあるように,英領マラヤ時代から存在する歴史あるマーケットです.
中に入るとなかなか広々とした空間が広がっています.
基本的に観光客向けのおみやげ店が入居しているようでした.
おみやげを買う前にまずは朝ごはんということでホワイトコーヒーとバナナパンケーキを注文しました.
甘さとバナナの香りが良い感じでした.
その後,おみやげを買いつつ,マンゴークレープを食べて休憩.
ぶらぶらしていたら,なんだかんだでお昼になってしまったので鶏飯を注文.
鶏飯はどこで食べても美味しいです.
パサー・セニの出入口周辺で販売されていたドリアンクレープを購入.
せっかく東南アジアを旅行しているのに,食べる機会がなかったのでここで食べよう!と思い挑戦してみました.
個人的にはドリアンの香りはガソリンというか石油系の香りだと思っています.
そして一口.うーん,食べたら美味しいのだと思ったのですが…もう食べません…
その後,宿に戻って水を飲み,ドリアンの雰囲気(?)をリセットした後,
昨日お会いした先生方に教えていただいたクアラルンプールの電子部品街「プドゥ」へ向かいました.
マレーシアは公共交通,特に鉄道と新交通が発展しているのでどこでも行きやすくて良いですね.
プドゥの駅で降りるとこんな感じのお店が通りに沿ってずらっとありました.
タイ・バンコクののバンモー,ベトナム・ホーチミン市のニャットタオと見てきましたが,
電子部品店が存在する範囲の広さは間違いなくプドゥが一番でした.
扱っている部品もマイコンといったような製品は見つけられませんでしたが,
新品感(取り外し品とかでなさそう)という意味ではプドゥが一番だったように思います.
日本でいうところの千石電商や秋月電子通商のような大きい部品店がいくつかあったのもプドゥの特徴だと思います.
ひと通りプドゥをチェックしたあと,クアラルンプールで一番の繁華街,ブキッ・ビンタンへ.
まずはマレーシア最大のITショッピングモール,”Plaza Low Yat”へ.
壁面広告は韓国Samsungと中国Oppoが大半でしたね.売れてるんでしょうねえ.
店内の雰囲気はタイのフォーチュンタウンとパンティップを足して2で割ったというか,
きれいなパンティップという感じでありました.
何故かエレベータは最上階と地上階の間の移動専用なようでした.ボタンの少ないエレベータ,新鮮です.
その次はこれまた大きなショッピングモールである”Sungei Wang Plaza”へ.
こちらはタイのMBKのような雰囲気.
特に何を買うわけでもなくぶらぶら.
こういうショッピングモールを歩いていると特に気付かされますが,
マレー系,華人系,インド系の方々が皆さん「マレーシア人」として
生活しているんだなあと感じました.
厳密にはベトナムも54の民族からなる多民族国家ですが,
9割近い人口を占めるのはキン族ですし,
タイも華人系のルーツを持つ方はいらっしゃるようですが,
ほとんどが仏教徒で生活の様子もかなり同化してしまっているようでした.*1
それに比べると,それぞれの民族が自分たちの習慣の上で暮らしつつ,マレーシアという一つの国で
共同生活をしているというのはなかなか新鮮な感覚でした.
その後モノレールで帰ろうとするも,ものすごく混んでいて諦めました.
その道中見つけたRadioShackと世界最大のガチャガチャマシーン.
徒歩で帰ろうとしましたが雨が降ってきたこともありタクシーで戻りました.
宿で荷造り等を適当にしつつ,雨が止むのを待ち,
昨日先生方に「ペトロナスツインタワーは夜8時頃がおすすめ!」と教えてもらったので,
ちょうど到着がそのくらいになるように宿を出発.
電車一本で到着するので楽ちんです.
KLCC駅に到着して外に出ると…
ドドーンといきなりツインタワー.
ガラス張りのきれいな外観にライトアップも相まってまるでCGです.
いやー,南国の奇跡ですねまったく.
低層階に併設された”SURIA KLCC”の中には伊勢丹もあります.
フレームに入れるのが大変でしたが,先生方が夜8時頃をおすすめしていた理由の一つである,
噴水ショーとセットで写真が取れました!(ちょっとぶれてるけど)
その後また電車の混雑に巻き込まれ,ブキッ・ビンタンで晩ご飯を食べようとするも,
店じまいが始まってしまい泣く泣くコンビニ飯を購入し宿へ戻りました.
正直な所,マレーシアに関しては全然時間が足りなかったと反省しています.
今度はマレーシアにしっかりと行く日程を立てたいと思います.
それでは,また!
*1:タイはマレー半島側の深南部に行くとムスリムの方がいらっしゃるようですし,華人系独自の信仰もあるようではありますが