2017年11月10日~12日に開催されたMaker Faire Shenzhen 2017に参加するべく,11月9日~12日に香港・マカオ・深センに行ってきました.

本当は14日まで滞在する予定だったのですが,お仕事等々の事情により2日短縮の旅程となりました.滞在中も宿でお仕事,という状況が結構あったので,微妙にコンテンツが少ないかもしれません.

0日目:熊本からの帰宅

今回の旅は始まる前からバタバタとしていて,前日まで本業(?)の学生として,熊本で開催されている研究会に参加していたのでした.さすが熊本,街のいたるところにくまモンがいました.さらに研究会の会場のビルの1Fがなんとくまモンの本拠地らしいくまモンスクエアとなっていて,くまモンが子どもたちと記念撮影をしている所も見かけました.

そんな熊本から8日の最終便で羽田に戻り,22時頃に自宅に到着しました.香港への飛行機は香港エクスプレスの6:35の早朝便で,始発でギリギリ間に合うかどうかというところでした.熊本へ向かう前に香港用の荷物は詰めておいた(熊本は長袖,香港は半袖と分けられたのが幸運でした)ので,荷物だけ取り替えて夜のうちに羽田へ戻ろうかとも考えたのですが,父が車で朝送ってくれるということなので,まずは自宅で就寝しました.

やたらと知り合いのいる機内

5時頃に起床して,8時間ぶりに羽田へ向かいました.早朝なので当然出国審査もガラガラでした.今回はバックパックだけで行くことにしていたので,チェックインカウンターには寄らずに搭乗口へ向かいました.

搭乗口へ向かっている途中,なんと放送で呼び出しを食らってしまいました.さらに,よくよく放送を聞いていると,去年一緒にニコ技深セン観察会に参加した茂田さんの名前が呼ばれていたりもしました.

搭乗口に着いてすぐ係員さんに声をかけると,スマホでWebチェックインをした人は普通の搭乗券と交換する必要があるということで,普通の紙の搭乗券を手渡されただけでした.

そして案の定,搭乗口周辺を見回してみると何人か見知った顔が…事前情報でMaker Faire Shenzhenに参加する日本人が100人くらいいるのではないかとは聞いていたのですが,流石に予想より多かったので「ああ,これあれだ,この飛行機が落ちたらニコ技深セン観察会のコミュニティが痛手を負うやつだ…」と思わずにはいられませんでした.(?)

当然(!)飛行機は落ちずに無事に香港国際空港に到着しました.LCCなので当然沖留めです.もう空港のバスに乗るのも慣れてきました.

バス+MTRで深水埗へ

香港国際空港で入国を済ませると,Maker Faire Shenzhenに行く組でちょっとしたかたまりになっていました.翌日10日からMaker Faire Shenzhenが開催されるので,出展者を中心に香港市街地に出ずに深センに直行する方が多かったのですが,私となかめさん(直接面識はなかったのですが共通の友人がいることが判明!)だけ香港の市街地へ抜けるということで,せっかくなので一緒に行きましょうということになりました.

香港国際空港から香港市街地へ抜けるメジャーなルートとしては,

  • エアポートエクスプレスに乗車,九龍or香港で下車
  • A系統のバスに乗って市街地まで向かい目的地で下車

があると思うのですが,今回はなかめさんの提案で安く市街地に出られるルートを試してみることにしました.具体的には

  • 空港からS1バスに乗車,東涌(トゥンチュン)駅で下車(HKD3.5)
  • 東涌駅からMTRで市街地へ(HKD14.3程度)

というルートを試しました.上に書いたように,合計でHKD20以下なので,エアポートエクスプレス(HKD65でMTR乗り放題付き)は言うに及ばず,乗り換えがあるもののA系統のバス(HKD33)に乗るよりも安く市街地へ行けるのでした.

東涌駅のそばにはこんな感じの不思議なマンションがありました.なんか怖い…

なかめさんも私もまず香港の秋葉原・深水埗(シャムスイポー)でSIMを買おうということになり,東涌駅でMTR東涌線に乗車後,茘景(ライキン)駅で荃湾(ツェンワン)線に乗り換え,深水埗へ向かいました.

深水埗は2016年訪問時と変わらない賑わいで,私もなかめさんもSIM屋台でAIS(タイの携帯電話キャリア)のアジア周遊SIMを購入しました.中国に行かれる方には定番の話ですが,香港やその他外国のSIMでローミングを行い,ネットに接続すると,中国国内の金盾(グレートファイアウォール)システムの影響を受けないため,FacebookやTwitterなどを自由に使うことができます.

点心を食べに行く

さて,SIMを調達したところでちょうどお昼時になっていました.

そんなわけで,香港に行く前に詳しい友人から聞いていた深水埗周辺の点心のお店に行きました.たしかに店舗は大盛況で,ギリギリ並ばずに入ることができました.

オーダー用の紙にチェックを入れて店員さんに渡すと,チェックを入れた料理が運ばれてくるというシステムになっていました.私は鶏の足(いわゆる「もみじ」です)などなどが載った丼を食べました.写真はその他に食べた腸粉や馬拉糕です.

宿へ向かう

お昼を食べもう一度電気街をふらついた後,なかめさんと別れて,旺角(モンコック)に取っていた宿へと向かいました.

泊まったのはスマホ市場である先達廣場の隣の宿でした.ご覧の通りの香港名物・ごちゃごちゃした雑居ビルの中のゲストハウスです.

うっかりデポジット分の手持ちが無くて慌てて下ろしに行くなどのしょうもないミスはあったものの,3階でチェックインを済ませて6階(香港式の5階)まで階段で上ります.今回はバックパックだけだったので別に問題ありませんでしたが,スーツケースがあるとなるとちょっときつかったかもしれません.安ゲストハウスでもだいたいエレベーターはあると思うんですけどね…

そして着いた部屋がこちら.ベッドもまあまあ広く,十分なサイズの机があったのでコスパはなかなかでした.

先達廣場を冷やかす

宿で荷物の整理を終えた後,隣の先達廣場へ行ってみました.2016年に訪問した際は休日だったためか2階以上のフロアは営業しているお店が少ないように感じましたが,今回は2階,3階ともに多くのお店が営業していました.前回訪問時の見立て通り,新品・中古両方のスマホを販売する店が多い1階以外はスマホ向けアクセサリーが中心のようでした.

船でマカオへ

先達廣場を冷やかした後は上環のフェリーターミナルからマカオへと向かいました.カジノもお目当てではありますが,マカオにも電気街があるという情報を入手したので,どんなもんか行ってみる,というのが一番の目的でした.2016年訪問時に行けなかった世界遺産を見たり,マカオから中国本土側の珠海へ行ってみたりもしたかったのですが,時間の都合でそれは今後の課題に回すことになりました.

話題は変わりますが,香港・珠海・マカオ(澳門)の3都市にまたがる港珠澳大橋が2018年中に開通するそうです.橋の開通後は香港-マカオ間に路線バスが通るとのことなので,もしかすると香港からフェリーでマカオへ行くのはこれが最後になるかもしれません.

幸運閣商場へ

マカオのフェリーターミナルに着いたのが午後6時前だったので,まずは急いでマカオの電気街(というかITショッピングモール)であると聞いていた幸運閣商場へとタクシーで向かいました.

フェリーターミナルからタクシーで10分程度で幸運閣商場に到着しました.Coca-Colaの広告の部分のお店はただのスーパーでしたが,正面の入り口を入った奥はPCショップ群でした.2Fは民政総署関連の施設のようで,お店はなさそうでした.

中に入ってみると午後6時ごろにもかかわらず10店舗程度が営業していました.詳しくは世界の電気街からに書きましたが,プリンタやPC本体を中心に販売している印象で,先達廣場のようにスマホショップがあったり,という感じではありませんでした.こぢんまりとした高登電脳中心という例えが近いかもしれません.

日本からの生活専門家

幸運閣商場を眺めた後,グランド・リスボアのカジノにでも行こうと思ったのですが,ちょうど帰宅ラッシュなのか幸運閣商場の周りはどこも渋滞で,タクシーに乗ると延々待たされるだけだろうということが容易に想像できました.

写真のように,グランド・リスボアはとても大きいためマカオ半島側であればかなりのエリアから見ることができます.そのため,まあ適当に歩いていけば着くだろうと考えふらふらと歩いてグランド・リスボアへ向かうことにしました.

すると数分も経たないうちに見慣れた”DAISO” のロゴを発見したのでした.

近寄ってみてみると「日本からの生活専門家」とあります.日本人に読ませる気のあまり感じられない謎日本語ですが,まあ日系企業感を出すための工夫といったところでしょう.

店内では普通に日本のダイソーで売っているものが並んでいました.このBluetoothリモートシャッターは私も日本で買っていたりします.

商品価格の対照表を見ると随分と高い商品も置いてあるようです.そこまで念入りには調べなかったのですが,日本だと100円の商品ばかりが置いてあるわけではなさそうでした.

マカオの旧市街をぶらぶら

その後もふらふらと歩いていると地元民向けっぽい屋台に遭遇したりしました.

マカオも香港も,中華な下町があったかと思えば植民地時代の雰囲気を残すおしゃれな洋風建築に出会ったりする絶妙な混ざり具合が独特な街の空気を作り上げていて,個人的には歩いているだけでとても楽しい街だと思っています.

そんなこんなで随分と長く散歩してしまいましたが,無事カジノ・リスボアとグランド・リスボアのある通りまでたどり着くことができました.マカオといえばこのカジノ・リスボアのギラギラなネオンだろうということで,いい感じのタイミングを探しながら撮影しました.さっき載せたようにグランド・リスボアも負けず劣らずギラギラですが,やはり象徴的なのはカジノ・リスボアの方だろうという印象です.

そんなわけでちょっぴりスロットと大小をグランド・リスボアでプレイして,またフェリーに乗って上環のフェリーターミナルに戻ったのでした.その後はMTRで旺角まで戻り,夜のネイザンロードをまたしてもフラフラと歩いて,パッと目に入ったマクドナルドでハンバーガー(せっかくなので日本で見ないメニューを,と思って注文したら味が…)を食べて宿に帰ったのでした.

以上,Day1でした.Day2は香港で買い物をしてから深センへ行く話です.お楽しみに!

…え?カジノの結果ですか?そんなに賭けてもいないですが,黒字だったらすぐにそう書きますよね…涙