ニーハオ!8/19(旅行8日目)はほぼ移動しかしていない1日になってしまいました.

10時間超えのバス旅の末に南寧到着

前日から引き続き寝台バスに揺られていましたが,

寝台バスは止まらないかぎり写真に撮るようなネタがないのでかなり暇だったのでした.

スマホのバッテリーがもったいないのもあり,スマホも時折起動して地図を確認してTwitterをしては電源を切り,を繰り返していました.

その時のTwitterを見ると,現地の午前1時半(つまり乗車から7時間半経過後)にやっと広東省を超えて広西チワン族自治区に入ったようです.

その後,料金所で深夜便の高速バスによる渋滞を目撃した後,PAらしきところで運転手さんの休憩で停車*1し,

5時になったところで再度バスは走り出しました.6時半頃には地図を見ると南寧市から約180kmの地点には来ていたようです.

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その後7時半過ぎにバスが一旦高速を降りた所にはいかにもなプロパガンダポスターがありました.

ここで一旦高速を降りたものの,またバスはすぐに高速に乗ってしまいました.

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その後しばらくは田舎っぽい景色が続いていたのですが,段々とビルが見えてきました.

その後,9時前(乗車から約15時間)にはバスはバスターミナルへ到着しました.

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下調べで国際路線の出るターミナルと国内路線専用のターミナルがあると聞いていたので,筆談で近くに居たお兄さんに聞いてみるも

どうやら国内路線専用のターミナルにしか行かないバスであり,最初に着いたバスターミナルが終点のようだったので,下車して荷物を回収しました.

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ちなみにバスターミナルの中国建設銀行のATMはApple PayとSamsung Payでの取引に対応していて,中国でのモバイル端末を活用した決済の普及度を垣間見た気がしました.

国際路線のバスターミナルまでのタクシー旅

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さて,私が到着したのは南宁江南客运站(南寧江南客運站)というバスターミナルだったので,国際路線の出る南宁国际旅游集散中心(南寧国際旅遊集散中心)へ

タクシーで移動しました.バックパッカーであればバスなどの公共交通機関でなんとかするところなのでしょうが,スーツケースもあることだし,

先ほどのATMで南寧-ハノイ路線分のバスチケットを買うお金を含めて下ろしていたのでタクシーに乗ってしまいました.

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南寧のタクシーは上の写真の通り,後部座席と前部座席の間に格子が付いていました.

中国のタクシーは強盗対策でこういうものが付いているとは聞いていたのですが,深センでは見かけなかったのでちょっと感動してしまいました.*2

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南寧市は広西チワン族自治区の首都とはいえ,中国全土の中では端の方なので結構田舎だろうと思っていたのですが,

タクシーに乗って中心部*3に近づくにつれて,ショッピングセンターなども見えてきました.

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道中,不思議な細切れ広告のアップデートをする人々や,

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デジタルサイネージがXPでなく7で動いていることなどに驚きつつ*4も,

30分ほどで南寧国際旅遊集散中心に到着しました.

南寧国際旅遊集散中心でまったり

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ここにはチケットカウンターしかなく,スマホに入力した「越南河内」の文字をおねえさんに見せてチケットを購入しました.

ここのカウンターのおねえさんは国際路線のカウンターということもあり英語が若干通じたのであまり苦労はしませんでしたが,

バスの発車時刻が12時50分と,購入時点の9時40分ごろからかなり間が空いてしまったのが難点でした.

ちなみにチケットの値段は170元(約2600円)でした.合計約5700円で深センからハノイに行けますが,

倍額で預け荷物付きでLCCなら飛行機で行けることを考えると,安いのかどうかは気持ち次第という感じがしてきます.

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南寧国際旅遊集散中心はのどかさのあるエアコンのない待合室の建物でした.風が結構入ってきたのでそんなに暑くは感じませんでしたが,

とはいえここで3時間の待機というのは結構苦しい物がありました.

南寧市内の見物も考えたのですが,荷物預かり(行李寄存)の張り紙がある所がどう見てもタダの売店のショーケースの裏で,

売店のおばちゃんが寝ているような状況だったのでスーツケースを預けるのもためらわれたので,深センで買ったものを眺めたりしながら時間を潰していました.

遠くへ行くのはそういうわけで無理かなと思っていたのですが,朝ごはんを食べていない状況だったので朝ごはんを食べるべく,一旦外に出ることにしました.

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ラッキーな事に隣のホテルの1階が非宿泊客でも利用可能なレストランだったので,そこで朝食メニューの牛肉麺を食べました.

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食べながらきょろきょろしているとこんな張り紙を発見.地域が違うので評価基準が違うのかもしれませんが,初めて中間レベルの評価を見つけることができました.

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その後再びバスターミナルへ戻り,喉が渇いたので王老吉を購入.ツアー3日目に飲んだ加多寶と同じ味でした.

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その後またしばらくバスターミナルで待ち,12時過ぎに今度はお昼ごはんを食べに同じお店へ行きました.

周りは上のパノラマ写真の通り,マンションのような住居が多く,商業施設は少なめだったということもあって,大して移動しなかったのでした.

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お昼は肉とじゃがいもの料理とスープのセットでした*5.ある意味肉じゃがですね.

時間帯も時間帯だったので,お店は朝とは違ってそれなりの賑わいを見せていました.

食べ終わって12時半ごろにバスターミナルへ戻ったところ,そろそろバスが来ているかなあと思ったのですがカウンターのお姉さんに聞くと

まだ来ていないとのことで再びバスターミナルのベンチでしばらく待機していました.

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私が到着してから誰もバスに乗っていかないので非常に不安だったのですが,カウンターのこの張り紙を見るとどうも私が到着した9時40分以降の最初のバスが

私の乗るハノイ行きのバスのようで,若干がっくりきつつも納得しました.

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売店のおばちゃんが買い出しに行った後そのままバイクで屋内まで乗り付けてきたり,

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各地の時計の長針が何故か合っていないのを眺めながら時間を潰していました.*6

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結局バスの乗車は発車5分前の12時45分に開始されたのでした.

バスの旅ふたたび

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乗車したバスは前日に乗った寝台バスと同じくらいの大型観光バスサイズで,

2階部分に客席があり,先頭が開けているタイプのバスでした.南寧国際旅遊集散中心を出発する時点では

乗客が6人くらいしかおらず,一体本当に採算が取れているのか謎でした.

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30分くらい経ったところで南寧のもう一つの国際路線ターミナルである南宁琅东汽车站に到着しました.

ここまでの道中は割と都会で,東京のようとは言わないですが,大きい幹線道路と中心部の大きな建物というのは仙台のような

大きな地方都市のような雰囲気がありました.

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このバスターミナルでは何人かさらに乗客が乗ってきた他,パスポートを係員さんに渡してチェック(といっても係員さんがスマホでパスポートを撮影するだけなのですが)してもらったり,

サービスの水や食べ物が配られました.上の写真にある通り,メインと思しき食べ物は菓子パンだったのですが,その他に

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何 故 か り ん ご が .

 

なんというか,ノンタンのぶたくんになった気分でした.*7

周りを見回すと適当に拭いて丸かじりしているので,それにしたがって私も丸かじりして食べました.味はいたって普通のりんごでした.

アジアハイウェイ1号線を行く

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南宁琅东汽车站を出てしばらくするとバスはアジアハイウェイ1号線*8を延々と走るコースに入りました.中国国内はバスが時速80kmをコンスタントに出しても全く問題のない,

日本の地方の高速道路と大差ないクオリティの高速道路でした.

看板を眺めていると,ベトナム語併記の看板が時折現れて国境が近づいているのを感じる一方で,上の写真のように時折国境である友谊关(友誼関)までの距離やハノイまでの距離が出た看板があって,

そこに書いてある数百キロ,という表示に心を折られたりを繰り返していました.

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道中は生憎の雨でしたが,南寧を離れて国境の街・凭祥へ近づくにつれ,桂林のような石灰岩の奇岩が主だった風景になってきました.

晴れていたらこれも結構見栄えがしそうだと思いました.

そんなことを思いつつ,今日は早々にハノイにつくと思っていたために,晩ごはんをハノイで一緒に食べようと約束していた

私の研究室に去年留学してきていた友人に,到着が遅くなるから明日に延期してくれないかとお詫びの連絡を入れたりしていました.

16時頃になると,本当に国境地帯の山の中という感じになってきて,検問所でバスが停車して,迷彩柄に銃を持った公安*9の方が乗り込んできて

怪しい人物が居ないかチェックをして降りて行きました.事前にこのようなチェックがあると知っていたので驚きませんでしたが,そのような前情報なしにこれに遭遇したら驚くだろうなあと感じました.

中国側イミグレ到着

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16時半を過ぎた頃に,中越国境の友誼関のサービスエリアのような場所にバスが停車し,荷物を降ろされました.

事前の下調べで,ここでバスを降りて,ベトナム側で待っている別のバスに乗り換えると分かっていたので,おとなしく自分の荷物を回収しました.

その後,そのSAにいた闇両替商のおばちゃんに人民元をベトナム・ドンに両替してもらいました.*10

両替が終わった後は,電動カートに乗り中国側の入出国検査場まで移動しました.

ちなみに友誼関は中越戦争の際に人民解放軍がベトナムへ侵攻する際のルートとして使われ,国境線がその結果動いていたりするアグレッシブな地域ではあるのですが,

一応,中越交易の歴史的拠点でもあるため,観光地でもあるようです.

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そんなこんなで電動カートで辿り着いたのがこちらの中国側入出国検査場です.

結論から言うと,問題なくゲートは通過出来ていたのですが,3つほどびっくりすることがありました.

1つは今までで初めて見るレベルで出国ゲートがハイテクだったことです.

出国審査官が座っているカウンターの前に画面が付いていて,そこに執務中の審査官の顔写真と名前が表示されていたのでした.

また,その画面の上には評価のためのボタンが付いていました.さらに出国のための道は電動のゲートで塞がれていて,

審査官の操作で開く改札のような構造になっていました.なぜこんな山中の入管にお金をかけているのでしょうか…*11

ただ,サービスの品質を向上させようという姿勢は好感が持てました.

もう1個のびっくりしたポイントはやたらと質問されたことです.

パスポートの写真もメガネ着用で撮影してあるにもかかわらずメガネを外せと言われたり,

中国への渡航目的は観光か?と尋ねられて,さらにベトナムへも観光で行くのか?と尋ねられたりしました.

冷静に考えれば日本人がスーツケースを引きながらこんな山中の国境に来たら怪しむのが筋というものなのですが,

今まで入出国で質問されたことがなかった私は若干顔に動揺が現れていたらしく,

私の顔を見ていた審査官の方が”Sorry,few japanese…”と申し訳無さそうにおっしゃったのを聞いて,

ああそりゃあそうだよな,と安心したのでした.上にも書きましたが彼らは誠実に職務を遂行しているだけなのでありました.

最後に驚いたのは1番目のびっくりした点と重なるのですが,

審査官の方が出国を許可してスイッチを操作してゲートを開けると同時に,カウンターの画面から

「もしよろしければ,私の仕事について評価してください.道中のご無事をお祈りしております.」との日本語音声が流れました.

何か通過するときに謝謝とか聞こえてくるなあと不思議に思っていたのですが,どうもこの評価依頼の音声だったようです.

これはこれで驚いたのが顔に出てしまったのですが,すかさず”Very Good”のニコちゃんマークのボタンを押して通過しました.

ベトナム側イミグレへ

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ベトナム側の入管までは徒歩で移動しました.雨が降っていたものの,大半の部分に屋根付きの通路があったのでさほど濡れずに到着できました.

ベトナム側の入管はパスポートを一気に集めてあとから名前を読んで返却するシステムだったという話も耳にしていましたが,

私が通った時は一般的なカウンターに並んで審査されるスタイルでした.

ちょっと並んでいましたが,時計をベトナムと中国の時差(ベトナムはUTC+7,中国はUTC+8)にあわせて直していたら自分の番が回ってきました.

こちらでは何も聞かれず,やる気があるのかないのかわからない無愛想さでスルーされました.

また,列を抜かそうとした地元の人らしき人々が並び直すように怒られていたりと,急にベトナムらしさ(?)を感じる光景が広がっていました.

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ベトナム側もバスの停車場までは距離があるので,電動カートに乗って移動しました.

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電動カートですんなり移動できたのは良かったのですが,ベトナム側のバスは中国側のバスと打って変わってマイクロバス風味の小型バスでした.

トランクもなく,客席を一部潰したスペースに荷物を置くスタイルでした.

中国側のバスが旅客も荷物もいっぱいだったらどうするのでしょうか…

アジアハイウェイ1号線再び

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その後もしばらくアジアハイウェイ1号線を延々と走るコースでしたが,車が変わったこともあるのだとは思いますが,

中国側を走っていた時より車が揺れるような気がしました.やはり道路の幅や舗装のきれいさなどでは中国側にくらべ見劣りしていて,経済の格差を感じました.

延々とバスは走り,ハノイよりも手前で下道に入ったところで,物売りがバスに近づいてきました.

後部の座席に座っていたので詳しくはわからなかったのですが,前の方で係員さんと物売りのおばちゃんがなにかやり取りをしているのは分かりました.

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その後バスが再び走りだすと,上の写真の謎の果物が一人ひとりに配られました*12.後日ハロン湾に行った際にガイドさんに聞いて,この果物は

バンレイシ*13という果物だと判明したのですが,この時点ではそんなことも知らなければ

食べ方もわからないのでキョロキョロしながら周りの真似をして食べました.味はあっさりとしつつもかなり甘くおいしいのですが,種が非常に多く,

あまり食べやすくはありませんでした.

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そこからさらに30分ほど行ったところでご飯タイムとなり,野菜の炒めものやベトナムではお馴染みの草の入ったスープなどの定食をオーダー.

バスの中にいた韓国人のおじさんと数少ない,というかその方と私だけの2人の外国人チーム*14で雑談しながら

ご飯を食べて,再度バスに戻りました.

その後,8時過ぎにバスは再度出発し,ハノイへと進んでいきました.

この時はそのおじさんが通路を挟んで反対側に座っていたのと,そばの中国人の女子大生2人組が英語を話せることが判明したので,

更に雑談が弾んであんまり退屈しませんでした.女子大生2人組は11日かけてベトナム全土を旅行するとのことでした.また,中国人にとっても,

バスでの南寧-ハノイの移動はただの節約目的でしかなく,余裕があるなら飛行機のほうがいいと思うとのコメントを頂きました.*15

夜の旧市街をさまよう

その後バスは9時頃にハノイの旧市街の端の方へ着きました.

ここで女子大生2人組には別れを告げ,韓国人のおじさんも旧市街の宿に泊まる予定とのことだったので

タクシーに相乗りしていくことに.夜中だったのでメータータクシーは停まるわけもなく,ホアンキエム湖までの10分位で15万ドンとかなりガッツリぼられてしまいました.

その後,ホアンキエム湖から徒歩で旧市街を歩いて宿のあるあたりをさまようことになったのですが,

この時点で私の携帯電話の電池は切れていて,地図を見ることが出来ませんでした.

(もちろん,宿の住所は印刷して持っていましたが)

また旧市街に行かれたことがある方は分かるかもしれないのですが,旧市街はかなり入り組んだ路地があり,

地元民でない人が地図無しで一発で目的地へたどり着くのは至難の技といえます.

あげく我々は夜の早いハノイを夜9時過ぎにさまよっているわけです.

そこでおじさんが,「君が宿を取っているのはわかるが別の近場の宿に飛び込みで泊まったほうがいいと思う!」

と提案してきました.旅行初日の香港での出来事も脳裏をよぎりましたし,確かに一理ある意見です.

とりあえず,おじさんがよく利用している*16という宿を目指して

移動を始めました.しかしここで私は大事なことに気がつくのです.

私は日曜日にハロン湾ツアーに申し込んでいて,宿までガイドさんが迎えに来るのです.

したがって,別の宿に泊まるとツアーオフィスへの連絡やら何やらの面倒な問題が発生します.

そこで正直におじさんにその旨を伝えた所,「それなら1日だけ別の宿に泊まって,明日本来の宿を探したらいいじゃないか!ここでさまようのは危ないよ!」と

言われてしまいました.正直言っておじさんが正論です.

そんなこんなしているうちに,おじさんがよく利用している宿に着き,おじさんがフロントに空室を問い合わせました.

すると残念なことに,ドミトリーしか空いていないという返事.

深センでの洗濯物も溜まっているし,スーツケースもあるので個室に泊まりたかった私は,

ここでおじさんにお礼を言い別れを告げ,再び旧市街の路地に出たのでした.

この時点で,もう最悪の場合はホアンキエム湖まで戻って盛大にぼられるのを覚悟の上でタクシーで向かうということも考えたのですが,

とりあえずもう少しさまよってみようと,10mほど歩いてみたところ,奇跡が起こったのでした.

10m歩いたところにあった交差点の看板に,なんと宿の住所と同じ通りの名前が書いてあったのです!

偶然にもおじさんの宿はその通りと別の通りの交差点の近くにあったということになります.

ベトナムの建物は大体の場合,お店であればでかでかと番地が書いてあるので,

それを頼りに歩いていったところ,なんとおじさんの宿から徒歩2,3分,道を一本曲がっただけのところに私が予約していた宿を発見しました.

いやー,2014年のマレーシアでのドタバタといい,初日のマカオでちょっと勝てたのといい,

海外での私の引きの強さは我ながらなかなかのものだなと思わされたのでした.*17

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香港でのオーバーブッキングの一件があったので若干心配していたのですが,宿へ行くとエレベーター無しの建物の4階ながらも,

宿泊には十分な,ベトナムにありがちな細長い部屋がきちんと用意されていました.

この時点では香港や深センと同じく1泊3000円程度で取っていたと思っていたので,ベトナムの物価を考えると若干狭いなあと思っていましたが,

チェックアウトの際に1泊1700円程度だと判明したので,それを考えれば旧市街のど真ん中という立地もあり激安といえる宿でした.

 

そんなこんなで,深セン-南寧が約15時間,南寧-ハノイが約9時間で,およそ1日半のうち24時間,つまり1日をバスの車内で過ごすはめにはなりましたが,

なんとか土曜日のうちにハノイに到着することが出来たのでした.

このルートに関してはもう一度やりたい,という気分ではなく,バス移動をするなら10時間以下にしようと心に誓ったのでした.

正直な所,ここまで来ると,「乗り物特集号」というタイトルをつけた香港-深センの移動の

どこが乗り物特集号なんだ!と言いたくなります.8/19こそが真の「乗り物特集号」といえるでしょう.

*1:この時は下車不能というか,大半の人は寝てたので推測ですが…

*2:こんな格子がなくても強盗が発生しないのが一番なのですが.

*3:南寧国際旅遊集散中心は鉄道の南寧駅のそばにある

*4:驚くようなことじゃ本来ないのですがここまでであまりにXPが普及していたもので…

*5:お昼のほうがメニューが当然豊富でした

*6:こういう世界各地の時刻,みたいな時計って長針を揃えてはいけないルールでもあるんじゃないかと思うくらいどこで見ても揃ってないと思うのは私だけでしょうか…?

*7:小さいころよく見ていたのと,彼はりんごが大好きという設定があるのでどうしても思い出してしまうんですよね…

*8:実は東京・日本橋が起点.ベトナムを縦断しカンボジア,タイなどを通りトルコ・ブルガリア国境まで接続される予定.既存の道路をAH1号線として指定しているので歯抜けがあるようです.

*9:迷彩服のワッペンを見る限り人民解放軍ではなかったです

*10:人民元→ベトナム・ドン方向の両替だったこともありかなりの好レートでした

*11:ベトナムに対して見えを張るためかも?

*12:お金は取られなかったのでサービスのようです

*13:お釈迦様の螺髪に似ていることから釈迦頭:しゃかとうとも呼ばれるそうです

*14:あとはベトナム人か中国人のようでした

*15:言われるまでもなくこの時点で痛感していました

*16:仕事の関係もあってベトナムにはよく行っているとのことだった

*17:が,日曜日にとんでもないものまで引き寄せてしまうとはこの時は知る由もなかったのであった

公開日:2016/08/19 最終更新日:2019/10/17